弓を始めて数ヶ月の初心者のかたに向けて、毛の、弦に対する角度について書きます。
けっこうかたよった角度にしているかたが多いので、これを機に修正して欲しいです。
結論から書くと、弓を少し手前に倒した状態にします。
弓の毛の角度に注意
手前か奥に倒し過ぎているひとをよく見かけます。
良くない例
良くない例を少しだけ解説します。
奥に倒し過ぎ
毛を全部つけようとして、弦に対して直角になるようにしている状態です。
あとで書きますが、この場合、手首が不自然に曲がってしまいます。
手前に倒し過ぎ
竿が弦に当たるくらい手前側に倒してしまっている例です。
手首を自然にまっすぐに
肘から手首までを自然にまっすぐにして構えてみます。
そうすると弓は、弦に対して少し手前側に倒れた状態になるはずです。
この角度を基本にします。
毛は勝手に全部つく
倒すと、毛の設置が少なくなって心配になるかもしれません。
しかし毛は柔らかいので、ななめにしても全部つきます。
試しに横から毛の状態を覗いてみてください。
ポイントは手首
要は手首を自然な状態にすれば良いだけです。
簡単ですね。
ぜひ見直してみてください。
ジャズベーシストも、ぜひ弓を
弓で弾くことは、色々なメリットがあります。
ざっとあげてみると、
- 音程の改善
- 左手強化
» 弓で弾いて、左手の持久力を強化【ジャズのコントラバス/ウッドベース】 - 楽器の鳴りが良くなる
» 楽器の鳴りをアップさせる方法【コントラバス/ウッドベース】 - 演奏の幅が広がる
» ジャズのベースでアルコ(弓)のかっこいい演奏5選【ベーシスト必聴】
それぞれ関連記事のリンクを載せておきました。
ぜひジャズ系ベーシストのみなさんも、弓の練習量を増やしてみてくださいね。
ぼくの生徒さんにも、ガシガシ弓を弾いてもらっています。
それでは以上です。
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弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
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