コントラバス(ウッドベース)を弾くひとにとって、左手強化は重要な問題です。
怪我に気をつけながら、しっかり手、指、腕を鍛えていきましょう。
ただ、もし練習していて関節などに痛みを感じたら、弾くのをやめて、治るまで休息をいれてください。
慢性化しないよう注意です。
ひどい場合は病院も視野にいれてください。
それくらい関節の怪我には注意した方が良いと思います。
関節に対しては過保護でいきましょう。
弓で弾いて左手の持久力を強化
一応ぼくは、
「コントラバス(ウッドベース)を弾くのに握力を鍛える必要はないはずだ」
という立場をとっています。
» コントラバス・ウッドベースに握力は必要か【歴20年が解説します】
筋持久力
ただ、「筋持久力」は必要だと考えています。
「瞬発的な力はそれほど要らないが、長く弾いていられる筋肉は必要」ということです。
マラソンランナーのような筋肉が欲しいわけですね。
弓で弾くと振幅が大きくなる
左手の筋持久力を得る方法として、弓で弾くことが有効です。
弓で弾くと弦がしっかり振幅するので、左手もそれに合わせて、しっかり押さえないといけません。
なので、左手強化に有効というわけです。
もちろんピッチカートでも、大きい振幅が作られるのであれば鍛えることはできます。
ピッチカートなら2本指で
指で弾く場合は、「2本指」でのピッキングで練習しましょう。
人差し指と中指ですね。
伝統的なピッキングスタイルで、ポール・チェンバースもこのやり方です。
楽に大きな振幅
やってみると分かりますが、2本指だと楽に強く弾けます。
できるひとは、このままデフォルトの弾き方にしてしまっても良いでしょう。
1本で弾く場合と、どれくらい振幅が変わるかチェックしてみてください。
本当は筋トレなんかしたくない
本当のことを言えば、楽器を弾くことを筋トレなんかにしたくありません。
楽しさが半減してしまいますからね。
楽器はあくまで、楽しいものであってほしい。
なので普段の練習に、上で書いた「弓で弾くこと」「2本指で弾くこと」、これらの時間を増やすようにしてみてください。
なるべく楽しく鍛えていくようにしましょう。
それでは以上です。
このページは、
コントラバス/ウッドベース「左手」関連の記事まとめ【弾き方・コツ】
に追加しました。