ウッドベース/コントラバスは、本来、弓で弾く楽器です。
専門用語でいうと「擦弦楽器」です。
ジャズの場合、これを指で弾きます。
ピッチカート(ピチカート)ですね。
ただ、ジャズでも弓は使わないわけではありません。
練習でももちろん弾きますし、本番でも使います。
この記事では、ジャズのかっこいい弓の演奏を紹介します。
ジャズのベースでアルコ(弓)のかっこいい演奏5選
ちなみに弓で弾くことを「アルコ奏法」と呼びます。
イタリア語です。
楽譜では arco という表記がされます。
先のピッチカートもイタリア語です。
pizzicato, pizz と表記されます。
それでは紹介していきます。
全員が圧倒的な弓のうまさです。
基本的にすべて、ベースソロの部分で弓を使っています。
ポール・チェンバース - "Down With It"
» 収録アルバム「The Scene Changes/Bud Powell」
すごいスピード感です。
ちなみに当時はガット弦が主流で、弓は演奏しづらかったはずです。
ジョン・クレイトン - "East Of The Sun"
» 収録アルバム「Live In Paris/Diana Krall」
音程もバッチリ、内容も素晴らしい演奏です。
弓からピッチカートへの切り替えが魔法のようです。
ロバート・ハースト - "Candy"
» 収録アルバム「Outside by the Swing/山中千尋」
とても気持ちのよいバップです。
理想的な演奏ですね。
クリスチャン・マクブライド - "Pent Up House"
YouTubeには音源が無かったのですが、この演奏は必聴です。
これほど、速く正確に、迫力ある音で弓が弾けるものなのですね、という演奏です。
レジナルド・ヴィール - "Down By The Riverside"
歌いながら弓を弾いています。
音も迫力があって素晴らしい演奏です。
歌いながらは珍しいですが、レジナルド・ヴィールがパイオニアではなく、白黒映像の時代に先駆者がいます。
名前を失念してしまったので、また思い出したら追記します。
以上、ジャズベーシストのアルコ(弓)のかっこいい演奏でした。
かっこいい演奏を聴いてたら、弓やりたくなりますよね。
弓の情報については
「弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】」
のまとめてありますので、チェックしてみてください。