自分の楽器が「もうちょっと鳴ったらいいのにな」と思うこと、あると思います。
コントラバス(ウッドベース)には、少し鳴るように変化させる方法があって、それは「弓で弾くこと」です。
弓で弾くと、楽器が鳴るようになるんです。
今回はこのことを少し書いていきます。
楽器の鳴りをアップさせる方法
理由は良くわかっていないのですが、楽器の細かい部分が良い位置に収まるのでは、と想像しています。
まったく弾いていない楽器が…
以前に、何年もずっと弾いていない楽器を、10分ほどで復活させる瞬間を目の当たりにしました。
まったく鳴らなかった楽器が、けっこう鳴るようになったのです。
マジックを見るようでした。
振幅を大きく弾く
この目的で弾く場合、振幅を大きくして、大きい音で弾きましょう。
深いところから、しっかり鳴らすよう意識します。
重音も有効
2本同時に弾く「重音」も効果が高いです。
解放弦でいいので、1弦と2弦、3弦と4弦など、同時に弾いてみてください。
楽器が全力で振動するのがわかると思います。
ピッチカート(指弾き)でも可能
もし弓を持っていない場合でも、おこなう方法はあります。
「2本指」で弾くのです。
2本で弾くと、しっかり弦が振幅します。
なので、弓で弾くのと同じ効果があるのです。
弾き方は、
ウッドベースの右手の弾き方【ジャズのピッチカート・指弾き】
に詳しく書きました。
楽器は頻繁に弾くことでメンテナンスされる
コントラバス(ウッドベース)は、上に書いたようなことをすると、鳴りが良くなります。
もっと言えば「鳴りが回復する」のです。
普段から頻繁に弾いていれば、いつも良い音を保てます。
弾くことがメンテナンスになるのですね。
ぜひ自身の楽器を、日常的に可愛がってあげるようにしてください。
きっと良い音で気持ちを返してくれますよ。
それでは以上です。
このページは、
弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
に追加しました。