ウッドベースの演奏で、脱力できているかのチェック方法【力み改善】

TIPS

ベースの高間です。
ライブハウスなどで 20年ジャズを演奏しています。

ウッドベースの脱力の問題

ウッドベース・コントラバスでは「脱力」がしばしば問題になります。

脱力とはリラックスしている状態です。
脱力の逆は、力んでいることです。

力んでいるとケガの元にもなります。

ぼくも昔おもいっきり力を入れて練習していたときに、指の関節を痛めてしまいした。
いまでもたまにうずきます。

脱力はわかりづらい

自分が脱力できているかどうかって、実際よく分からないですよね。

脱力のひとつのチェックポイントとして「その状態で 20分連続で演奏できるか」というのをよく生徒さんに伝えています。

このことをもう少し突っ込んで書いてみます。

ウッドベースの演奏で、脱力できているかのチェック方法

ウッドベースの演奏で、脱力できているかのチェック方法

もう一度書くと、「20分ほぼ休憩なしで演奏できるかどうか」ということです。
ある程度テンポのある曲のウォーキングを想定しています。

なぜ 20分なのか

ジャズでは1曲は長くともせいぜい 20分です。
実際は 10分くらいが多いですね。

休憩なし

ベースは休みがないのが基本です。

力んでいると 20分演奏し続けるのは、なかなかしんどいはずです。
根性でできてしまうかもしれませんが、最後の方はグダグダでしょう。
しかもそれが毎曲なんて、楽しいはずの演奏が本末転倒です。

そう考えるとこの「20分弾き続けられるか」は、なかなか良い基準になると思います。

普段の練習で、たとえば♪=150~200くらいのウォーキングを弾いてチェックするようにしてみてください。

力んでしまったら

最初のうちはリラックスして演奏できるかもしれません。
でもむずかしい曲や速いテンポにチャレンジすると、ついつい力んでしまうと思います。

力みを自覚したら、意図的にリラックスをこころがけるようにします。

演奏をいったん止めてもいいです。
力んでしまった部分の力みを解いて、リラックスの状態に戻します。

完全に力みがとれたら、また演奏に戻ります。
次はリラックスの状態が少しでも長くなるように、意識して演奏するようにします。

これを繰り返していると、だんだんリラックスのコツがつかめてきますよ。

脱力してウッドベースを弾けるようになると、どうなるか

脱力してウッドベースを弾けるようになると、どうなるか

脱力できていると、どうなるのか。
うまく脱力できるようになると、どうゆう世界が待っているのか。

知っておくと逆算して「それを得るためにはどうしたらよいか」と練習内容を考えることもできます。

まわりの音が聴こえる

まわりの演奏者の音がただ聴こえるというのではなく、何を演奏しているのか細かく聴こえるということです。
お客さんとして聴いている状態と同じです。

共演者の演奏内容が聴こえると、その演奏に合わせた演奏をするようになるので、おのずと自分の演奏も変わってきます。

自分の音が聴こえる

共演者の音が聴こえると自分の音も聴こえてきます。

自分の音は聴こえていない

自分の出している音って実はあんまり聴けていないものです。
特に力んでいる演奏ではそれがハッキリあらわれます。

音程は正しいか、音の伸ばし具合はどれほどだったか。
細かい部分はけっこう聴こえていません。

ようは客観視できていないということです。

客観"聴"

脱力できていると、いいかえればリラックスして演奏できていると、客観視ができるようになります。
客観視というか客観"聴"ですね。

客観"聴"ができていると、文字通りお客さんの状態に近いです。

つまりお客さんとして聴きながら演奏している状態です。
ダブルで楽しい状態なのです。

記事はここまでになります。
脱力はずっと学び続けるものだといわれます。
技術だと思って磨いていきましょう。

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