マイナーセブンスコードで使えるスケールは、基本的には3種類です。
- エオリアンスケール
- ドリアンスケール
- フリジアンスケール
です。
この中から選びます。
各スケールがあやしいかたは、
チャーチモード/教会旋法(ベース向け)【ジャズの基礎的なスケール】
を参考にしてください。
各スケールの使う場所を説明します。
マイナーセブンスで使える基本的なスケール
一応、基本は決まっています。
Ⅱm7
メジャーツーファイブのなどの「Ⅱm7」では、「ドリアンスケール」を使います。
» ツーファイブワンをスタンダードのコード進行から探してみよう【曲の分析力アップ】
Ⅲm7
「3-6-2-5」などの「Ⅲm7」では、「フリジアンスケール」を使います。
Ⅵm7(Ⅰm7)
トニックのマイナーセブンスでは、「エオリアンスケール」が基本です。
エオリアンはナチュラルマイナースケールのことですね。
各スケールの3度と7度をチェック
改めて各スケールのどこがフラットしているか見てみます。
そうすると、すべて3度と7度がフラットしていることに気づきます。
だから、マイナーセブンスで使えるのですね。
例外は「もちろん」ある
音楽理論は「後づけ」と、よく言われます。
基本に縛られない姿勢も大切です。
たとえばジャズでは、トニックのマイナーでドリアンを使うのは普通のことです。
基本から外れたところに、新しさや感動が隠れていたりするのですね。
もしかしたら、そのために基本を学ぶのかもしれません。
それでは以上です。
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音楽理論/ジャズ理論関連のブログ記事まとめ【ほぼベーシスト向け】
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