ジャズを演奏するにはスケールの勉強が欠かせません。
演奏の現場では
「このコード、何のスケールで演奏したらいいかな?」
などの会話がなされます。
■ベースにおけるスケール
ベースにとって特別に勉強するスケールや、勉強しなくていいスケールはありません。
他の楽器と同じです。
勉強の仕方については、ぜひ本を読みましょう。
オススメは「ザ・ジャズ・セオリー」です。
分厚い本なのですが、細かいテキストをいくつか買うよりよっぽど効率的です。
スケールのこと以外も、ジャズ理論を広範囲に扱っています。
経験として、何を勉強するにも分厚いテキストの方がいいと思っています。
勉強しなければいけない範囲を網羅しているし、なんだか正しい勉強をしている気にもなります。
「ザ・ジャズ・セオリー」は気になるだけでなく、きちんと知識も手に入りますので安心してください。
ジャズのベースを弾くうえで、最低限知っておきたいスケール

それでもスケールはたくさんありますので、ベーシストが知っておくべきスケールを絞ってみようと思います。
まず勉強して欲しいのは以下の2つです。
- 教会旋法(チャーチモード)
- 3種類のマイナースケール
教会旋法(チャーチモード)
- リディアン
- イオニアン
- ミクソリディアン
- ドリアン
- エオリアン
- フリジアン
- ロクリアン
3種類のマイナースケール
- ナチィラルマイナースケール
- ハーモニックマイナースケール
- メロディックマイナースケール
「ザ・ジャズ・セオリー」にしっかり載っていますので、勉強してみてください。
なおスケールは Wikiでも無料で勉強できます。
ちょっと見づらいですけどね。
ベース中級者向けのスケール
次の4つは上の2つがしっかり使えるようになったかただけで大丈夫です。
まずはしっかり教会旋法とマイナースケールをおさえましょう。
- ハーモニックマイナーパーフェクトフィフスビロー(HMP5↓)
- オルタードスケール
- ディミニッシュスケール
- リディアンセブンス
練習の仕方
練習は「登って降りて」だけでは、スケールは身につきません。
いろいろとコネくり回す必要があります。
練習方法については
「ジャズにおけるスケール練習のコツ【ただ弾くだけではダメ】」
の記事を参考にしてみてください。
記事はここまでです。
練習がんばりましょうね。
あくまで楽しめる範囲でがんばるのがコツです。