ジャズのベースを練習しているウッドベース(コントラバス)のひとで、弓を練習しないひともいると思います。
この文章では、そんなひとに弓の練習をすすめたいと思います。
左手の強化にとても良いんですよ。
ジャズのベーシスト(ウッドベース)が弓を練習するべき理由
ウッドベース(コントラバス)は、そもそも弓で弾く楽器です。
ジャズなどでは、それを指で弾くようにして使っているわけですね。
左手をしっかり押さえるようになる
指で弾くことをピッチカート(ピチカート)といいます。
ピッチカートでは、弦をはじくと、あとは音は減衰する一方です。
かたや弓の場合は、弾いているあいだずっと音が鳴っています。
なんならだんだん強くすることもできますね。
つまり、弓で弾いているあいだずっと左手にストレスがかかり続けます。
しっかり押さえ続けないといけないわけです。
なので、左手のトレーニングになります。
これがジャズなど、ピッチカートをメインにするベーシストにとっての、弓を練習する一番のメリットだと考えています。
よりキツいトレーニングをしたい場合
左手をより強化したい場合は、弓で重音を弾くのがおすすめです。
和音ですね。
シマンドル2巻の「73~74ページ」にうってつけの練習が載っていますよ。
シマンドル2巻はこの本です。
音程の練習がしやすい
もうひとつ弓のメリットがあって、よくいわれる「音程の改善」です。
やはりピッチカートより音がクッキリしていて、音程の練習はしやすいです。
音程に悩んでいるかたは、弓を始めてみることもひとつです。
弓を練習に取り入れてみよう
以上、弓が左手の強化に良いことを書いてみました。
ぜひ練習してみてくださいね。
もし弓をまだ持っていない場合は、
「コントラバスの弓、フレンチボウとジャーマンボウの違い【選ぶヒント】」
のページにおすすめの弓を載せましたので、入手してみてください。
それでは以上です。