ウッドベースって練習場所に困りますよね。
ぼく自身は家で練習しています。
生徒さんたちは家で練習しているひともいれば、中には自宅以外に場所を探して練習しているひともいます。
自宅以外の場合は、楽器をもっていかないといけないし、いろいろと大変です。
生徒さんだけでなく、ほかにもいろいろなベーシストの練習環境をみてきたので、レンタルスタジオや防音のことについて、この記事でいろいろ書いてみますね。
ウッドベース・コントラバスの練習場所
おおきくわけて「自宅」と「自宅以外」で書いていきます。
自宅(一軒家、マンション)で練習する場合
家で練習する場合は、防音が問題になります。
ちなみに弱音器や消音器は、防音目的にはまったく役に立たないので注意してください。
防音室がベスト
一番理想的なのは部屋自体を防音にしてしまうことです。
ただけっこうな費用がかかってしまうので、次にかんがえたいのはヤマハなどが出している小型の防音室です。
おもなものをあげておきますね。
ヤマハのアビテックスは、ぼくのクラシックの先生もつかっていました。
おおきめのを買えばかなり快適に練習できますよ。
またカワイの防音室も良いとよく聞きます。
防音室ならこの2社が確実ですね。
ともに「Dr-40」以上の防音性能のものを買うと良いと思います。
一番下の商品は、本格的な防音が必要ない場合につかえますね。
防音グッズ
その他、防音に役立つものをあげておきます。
カーテンも防音効果がある商品があります。
たとえば、cucan というお店のノーチェというカーテンがそれです。
またマンションなどで、下の階への振動をおさえたい場合、ノイズイーターベース や打鍵音防振マット を敷くといいと思います。
自宅以外で練習する場合
自宅以外では、練習スタジオなどを借りて練習することになります。
練習スタジオ
「地域の名前+練習スタジオ」などで検索すれば、いくつか出てくると思います。
個人練習の場合、安い値段を設定しているお店がおおいのでチェックしてみてください。
また、公共の施設もおすすめです。
こちらも「○○市+文化センター」「○○市+文化会館」などで検索してみてください。
公共のところは値段が安いため人気で、はやめに予約を取らないといけません。
1ヵ月前から予約できるところがおおいです。
カラオケ
カラオケ屋さんのおおくは、楽器練習のための場所貸しをしてくれます。
お店によってはカラオケなしだと割引してくれるところもありますので、近くのお店をチェックしてみてください。
「カラオケ館」は残念ながらこの目的では利用できません。
カラオケ以外の利用は不可です。
サイレントベースという選択
サイレントベースで練習するという手もあります。
サイレント楽器なら近所迷惑のことを気にせず練習できますね。
サイレントならヤマハの SLB シリーズをおすすめします。
特に一番あたらしい「SLB300」 をつよくおすすめします。
ヤマハサイレントベースの新商品、SLB300 を弾いてきました。
いままでの SLB とは次元がちがいます。
さらにむちゃくちゃ良くなっていました。 ボディも木目でかっこいいし、なんといっても音がより本物のウッドベースに近づいていました。
自宅練習用の SLB
SLB シリーズはそもそも自宅練習用に開発された商品です。
ウッドベースと互換性があるというか、ふだん SLB を弾かないぼくでも、ほぼ違和感なくすぐに弾くことができます。
他社サイレントベースは弾き心地がちがう
他社からもサイレントベース(エレクトリックアップライトベース、EUB)は出ているのですが、ウッドベースとかなり形がちがいます。
他社で唯一「アルターエゴ」は問題なく弾けますが、これ以外は正直、今回の目的ではおすすめしません。
ちなみにアルターエゴはちょっとお値段たかめです。
ヤマハのサイレントベースについては
「ヤマハサイレントベースをグレード別比較【ウッドの代わりはこれ一択】」
に詳しく書きましたので読んでみてください。
記事はここまでになります。