シマンドル/HIYAMAノートは、コントラバス(ウッドベース)、エレキベースの両方の練習に使えます。
コントラバスの場合は音程や運指、エレキベースの場合は運指やフォームの練習を目的に、しっかり練習すると良いです。
特にポジションをジャンプする部分を重点的に練習して欲しいと思います。
ここで音程やフォームが乱れます。
今回はこのことを書きます。
ポジション移動を集中して練習する
たとえばHIYAMAノートのP.75に、こんな部分があります。
ここは「ファ」までハーフポジションで、次の「ソ」はサードポジションです。
こんな部分で音程とフォームが乱れます。
※最初の部分、指定が無いので、もちろんファーストポジションでも良いです。
今回はハーフポジションとして書いていきます。
「ファ」と「ソ」だけを繰り返す
こういった部分は体に覚え込ませる練習が必要です。
メトロノームをつけて、「ファ」と「ソ」だけをひたすら繰り返しましょう。
注意点
このときのフォームについて注意点を書くと、「ファ」を弾いているときに他の指はきちんと正しい場所にあるでしょうか。
「ソ」の方も同じです。
小指は「ラ」の上空にきちんとあるでしょうか。
音程のチェック
音程のチェックは一人で練習する場合難しいですよね。
チューナーを使うか、前後の音も弾いて確認するのが良いです。
» チューナーで音程チェックするのは、けっこうアリ【かなり改善します】
自分の音をよく聴く
もし音程に自信がないかたは、とにかく自分の音を聴くことに集中してみてください。
ベースを弾くことに注意が行って、音が聴けていない可能性があります。
» 実は自分の演奏した音は全然聴けていない話【確認方法、改善方法】
弓でおこなうと、なお良い
コントラバスの場合、この練習は弓でおこなうと、より良いです。
ピッチカートの時より、少し難しくなるはずです。
地味で地道な練習が大切
楽器の練習は、地味で地道です。
演奏の場が派手な分、家でのシンプルな練習が見えにくいですが、やはり避けては通れません。
今回書いたような練習の積み重ねが、大きな飛躍の基礎となるでしょう。
それでは以上です。
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