メトロノームでのリズムトレーニングは、半分のテンポから行うべき

メトロノームでのリズムトレーニングは、半分のテンポから行うべき JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

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ある弾きたいフレーズを習得するにあたって、メトロノームでの練習は欠かせません。

この記事では、メトロノームトレーニングにおける、テンポ設定の話をします。

結論から言うと、目標テンポの半分のテンポから練習することをオススメしたいと思います。

BPM 100が目標なら、50に落として練習します。

メトロノームでのリズムトレーニングは、半分のテンポから行うべき

みなさん、ゆっくりから練習するべきなのはわかっていると思います。
でも目標の2、3割くらいまでしか、テンポを落とさないのではないでしょうか。

その少し遅いテンポで、できた気になってしまうかたが多いように感じています。

細かいところをつめるために、ぜひ半分のテンポまで下げるようにしてください。

テンポ半分は別世界

半分まで下げると、もはや別モノのフレーズになります。

それで構わないのです。
このテンポでかっこよく弾けないなら、もとのテンポで弾けるはずはありません。

遅いテンポで、細かい部分を把握する

逆に半分のテンポから、しっかり積み上げていくと、目標テンポは意外にあっさり弾けてしまうことも多いです。

そのフレーズを細かい部分まで把握できるようになったのが、その理由でしょう。

見える景色が変わったのです。

要注意のベースライン

つい、できた気になってしまうベースパターンの例をあげてみます。

ボサノバの裏拍

たとえばボサノバのパターン。
八分音符が続く部分が甘くなる場合が多いです。

正しい位置で弾けているか、シビアにチェックするようにしてください。

»【譜例つき】ボサノバのベースパターン【ジャズ歴20年のぼくが解説】

ボサノバを速くしたサンバも、同じ部分に気をつけましょう。

» 速いボサノバ(サンバ)のベースはこの曲で練習しよう【ジャズベース】

スイングの三連裏

スイングの三連裏の位置も、つい甘くなりがちです。

多くのひとは、だいたいの位置で三連裏を弾いています。

三連裏の練習については、
ジャズのメトロノームトレーニング基礎【おすすめの使い方、練習法】
の記事に書きましたので、参考にしてください。

記事はここまでです。
ゆっくりから練習すると本当にリズムが良くなるので、この記事のこと、実行してくださいね。

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