【譜例つき】ボサノバのベースパターン【ジャズ歴20年のぼくが解説】

TIPS

ベースの高間です。
ライブハウスなどで、ジャズ演奏するようになって20年になります。

ボサノバのベースってどうやって弾いたらいいの?

この記事ではこの疑問について答えます。

ジャズのジャムセッションで演奏される曲はスイングのリズムが多いのですが、ボサノバもそれなりに登場します。

ボサノバの音使いは簡単

極めようとすれば難しいのですが、使う音は少なく簡単です。
基本は1度(ルート)と5度しか使いません。

コードトーンについては「ピアノ以外の楽器のかた向け、コードトーンの覚え方【キーボードを使います】」も参考にしてください。

ボサノバはジャズ初心者にちょうどよい

上にも書きましたがボサノバは音使い自体は簡単です。
5度の練習にちょうどよいので、ジャズ初心者のかたは積極的に取り組んでください。
ぼくの生徒さんにもガンガン弾いてもらっています。

ボサノバのベースパターン

ボサノバのベースパターン

本来ボサノバは二拍子ですが、わかりやすさのために四拍子として説明します。

二分音符のみのパターン(A)

二分音符のみのパターン(A)

譜例のパターンです。
二分音符なので、1小節に2つしか音は出てきません。簡単ですね。

1音目はルート、2音目は5度が基本です。
5度はルートから1つ上か下の音を弾きます。

1拍目と3拍目に弾いていることを意識してください。
ブラジル音楽はこの位置が重要になります。

八分音符も加えるパターン(B)

八分音符も加えるパターン(B)
八分音符も加えるパターン(B)

譜例のようにパターン(A)の半拍前に同じ音を足します。
このパターンがもっとも一般的なボサノバのベースパターンになります。

注意点

音が増えましたが、あくまで大切な音は1拍目と3拍目の音です。
裏拍の八分音符につられて、1拍目と3拍目の音がすべらないようにしましょう。

1拍目を短く切るパターン(C)

1拍目を短く切るパターン(C)

よりジャズからはなれてブラジル音楽っぽい雰囲気がでてきます。
このパターンも楽しいので、弾けるようにしておきましょう。

このパターンの場合、5度はルートのすぐ下の音を選びます。

より深くボサノバを理解したいかたへ

ジャズでは上の3つのパターンを使えれば十分です。
より詳しく勉強したいかたは、ブラジル音楽を学ぶとよいでしょう。

またオススメのミュージシャンとしては、ジョイスワンダ・サーをあげておきます。
特にジョイスはいろいろなボサノバのパターンが学べます。

曲で練習してみよう

曲で練習してみよう

弾く内容がわかったら、あとは実践のみです。
たくさん弾いて慣れていきましょう。

練習しておくとよいボサノバのスタンダードを紹介します。

The Girl from Ipanema / イパネマの娘

一番有名なボサノバの曲ですね。
もともとの音源であるジョアン・ジルベルトの演奏では、ベースはパターン(A)で演奏されています。

Black Orpheus / 黒いオルフェ

この曲もジャムセッションでよく演奏されます。
可能ならコード進行も覚えてしまいましょう。
≫コード進行の覚え方【チカラ技、ツーファイブ+α】

Wave / ウェイブ

「ブラジルのブルース」だと先輩ミュージシャンが言っていました。
この曲もよく演奏されます。

One Note Samba / ワンノートサンバ

少しアップテンポで演奏されることが多いです。
テンポが早くなってもついていけるように訓練しておきましょう。
曲名にサンバとありますが、ひとまず気にしないでおいてください。

CHEGA DE SAUDADE (NO MORE BLUES) / ノーモアブルース

ジャムセッションでは演奏されることは少ないかもしれませんが、名曲なのでおさえておきましょう。
スタンダードなので、「知らない」という状態からは脱しておくとよいです。

記事はここまでです。
ボサノバも少しずつ深めていってくださいね。

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