メトロノーム練習については、過去にもこのブログで書いてきました。
この文章では、中でも「三連裏」の練習にフォーカスしたいと思います。
ウォーキングベースを安定させるために三連裏でメトロノームを鳴らそう
「三連裏」でメトロノームを鳴らすことは、ジャズの上達にとても有効な練習方法です。
こんな感じに鳴らすわけですね。
ジャズは三連
ジャズはブルースから派生した音楽なので、三連のリズムがベースになっています。
ハネているわけですね。
日本人は三連が苦手な可能性
日本で流行っているポップスなどは、8ビートや16ビートがほとんどです。
なので日本において、普通に子供の頃から音楽にふれてきた場合、
「3連のリズムが得意でない状態に育つ」
とぼくは考えています。
メトロノームで三連を体に染み込ませる
上で書いたように、三連のリズムは体に入っていないひとがほとんどなので、メトロノーム練習で染み込ませます。
テンポは 50~100 くらい
メトロノームを鳴らすときに、速すぎると裏拍に聴こえてしまって難しくなります。
また遅すぎても難易度が上がります。
BPM = 50~100くらいがちょうど良いです。
ソロにも挑戦
ウォーキングベースで三連裏ができるようになってきたら、ソロにも挑戦します。
ジャズコンセプションの「Grease」が良い
ぼくの生徒さんには、ジャズコンセプションというテキストの「Grease」という曲でチャレンジしてもらっています。
難易度がちょうどいいのでオススメです。
ジャズコンセプションはこの本です。
リズムの練習で得たものは一生モノ
メトロノームトレーニングで得たものは、小さいころの自転車の練習と同じで、一生忘れないテクニックになります。
今回の三連裏も同じです。
しっかり身につけて普段の演奏に生かしてくださいね。
それでは以上です。