マイナースケールは3種類あるのは、なんとなく知っていると思います。
その中の「ハーモニックマイナースケール」は、何のために存在しているのでしょうか。
答えは「セブンスコード「を作るためです。
マイナーツーファイブワンを考えますが、まずナチュラルマイナースケールの「ダイアトニックコード」を考えます。
たとえば「Aナチュラルマイナースケール」で、ダイアトニックコードを並べてみると、「E」のところは「Em7」ができあがります。
このままだと「E7-Am7」が作れません。
次にハーモニックマイナーでダイアトニックコードを作ってみます。
すると「E7」ができあがりますね。
これでやっとツーファイブワンの形を作れます。
これがハーモニックマイナーの存在意義だと言えるでしょう。
関連しますが、このハーモニックマイナースケールによって、便利な「HMP5↓」というスケールも作られます。
「HMP5↓」という重要なスケール【マイナーツーファイブで主に使用】のページを見てみてくださいね。
以上です。
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