弓を始めたころを思い出すと、「思ってたより難しいな」と感じていたのを覚えています。
思ったよりうまく引っかけられないし、簡単に裏返るし、汚い音が出るし、コントロール難しいし。
おそらく初心者さんは、上のように感じていると思いますので、それらの問題が楽になる練習を3つ紹介したいと思います。
弓の演弓の演奏が楽になる/上手くなる練習3つ
どれも簡単に取り組める練習です。
ロングトーン
ロングトーンは同じ音を長く弾く練習です。
最初は開放弦で、テンポ「♩︎=60」で5つ伸ばすところから始めましょう。
この練習で「力み」が取れます。
綺麗な音が出せるようになりますよ。
ロングトーンについては、
コントラバスのロングトーン、やり方・何のための練習か書きます
のページも参考にしてみてください。
スラーのスタッカート
一弓でスタッカートを弾きます。
アップとダウン、それぞれでいくつかスタッカートが打てる練習を考えると良いですね。
たとえばメジャースケールを、上向はダウンのスラースタッカート、下降はアップのスラースタッカート、などとすると良いです。
この練習で、弓の各部分でひっかけるのが上手になります。
弓先を上げること
初心者さんは弓先が下がりがちなので、上げる練習をします。
練習曲などを弾くときに、常に弓先を上げることに注意を向けます。
最初は鋭角になってしまっても良いと思います。
下がらないクセをつけましょう。
この練習で、裏返りが減ります。
» 弓の角度と毛を当てる位置について【コントラバス/ウッドベース】
ピッチカートだけでなく、弓も楽しもう
ジャズ系ベーシストで弓を弾かないひと、けっこう多いようです。
弓は弓で楽しいので、ちょっともったいない気がします。
ピッチカートと弓。
こんな一粒で二度美味しい楽器はなかなか無いと思いますので、たまには弓もさわってみてくださいね。
それでは以上です。
このページは、
弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
に追加しました。