コントラバスのロングトーン、やり方・何のための練習か書きます

コントラバスのロングトーン、やり方・何のための練習か書きます JAZZ BASS TIPS

tacama です。
コントラバス/ウッドベースを 20年演奏しています。

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弓でのロングトーン、練習していますか?
もしやっていない、または最近サボっているな、というかたは、ぜひすぐにおこないましょう。
メリットが大きいですからね。

この文章では、ロングトーンのやり方と、何のためにやるのか、メリットについて書いていきます。

ぜひ読んでいってくださいね。

コントラバスのロングトーン、やり方・何のための練習か書きます

まずはロングトーンのやり方から。

ロングトーンのやり方

メトロノームを準備

テンポは、BPM=60 にセットします。

基本は開放弦でおこなう

弾く音は、何も押さえない開放弦でおこなうのが基本です。
開放弦に慣れてきたら、練習したい音でもロングトーンをおこなうようにしましょう。

弓を毛の根本にセット(ダウンボウ)

ダウンボウは手前に引くことを言います。
毛の根元ギリギリからスタートしましょう。

弓先から返す(アップボウ)

アップボウは奥側に押すことを言います。
ダウンボウで弓先ギリギリまで弾いたら、返して弾きます。

これを繰り返します。

まずは5カウントからスタートしましょう。
メトロノームのクリック5つ分ですね。

 ステップアップ
できるようになったら10カウントを演奏してみましょう。
さらにできるようになったら、15、20などと増やしていきます。

ロングトーンは、何のための練習か(メリット)

ロングトーンはたくさんのメリットがある練習です。

脱力して重さをかけられるようになる

実際にやってみると分かりますが、力が入っているとロングトーンはうまくできません。
雑音が入って、汚い音になってしまいます。
なので自然に脱力が身につきます。

発音の練習

ロングトーンはゆっくりの動きなので、毛をひっかける練習が丁寧にできます。

全弓の練習

弓を全部使う練習も同時にできます。
全弓(ぜんきゅう)使うことって意外に難しいことなので、ロングトーンでしっかり身につけましょう。

ピアノ(小さい音量)で弾けるようになる

実は大きい音より小さい音の方が、演奏は難しいです。
大きい音はフォルテ(f)、小さい音はピアノ(p)といいます。
ロングトーンはピアノで練習しましょう。

文章はここまでです。
ロングトーンはオススメのをしていないかたは、一気に楽に演奏ができるようになるので、ぜひおこなってくださいね。

弓については、
フレンチボウのススメ【コントラバス・ウッドベースの弓】
の記事も読んでみてください。

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