コントラバス・エレキベースを上達していく上で、音の位置を把握するのはとても大切です。
楽譜が読めたとしても、その音がどこにあるかを知らないと弾けませんものね。
ジャコ・パストリアスがベースを始めたとき、お父さんから、
「指板のすべての音を覚えろ」
と言われたたそうです。
「覚える」というのが何を指すかも考えないといけませんが、ひとまず音の位置は含まれますね。
ベース初心者さんは、ジャコのようにこの部分から始めても良いくらいに思えます。
ジャコはエレキベースですが、エレキベースで培った(つちかった)指板上のマップは、コントラバスにそのまま持ってこれます。
なので、コントラバスを弾くうえで、エレキベース出身のひとは、かなりアドバンテージがあります。
ただ、エレキベース経験者でも、マップがきちんと作れていなかったら同じことではあります。
マップ作りで、特にみなさんが苦手なのは、2~4弦の5フレット以降ですね。
このあたりが霧がかっているひとは多いでしょう。
克服は簡単で、とにかく弾くことです。
慣れれば特にたいしたことではありません。
結局同じカタチの繰り返しですし、使うようにすればすぐ覚えます。
あとハイフレットが苦手なかたも多いです。
コントラバス(ウッドベース)の場合、フォームが変わるのでアレですが、マップの観点では、よく考えればただ指板の前半を繰り返しているだけなので、実はとても簡単です。
以上マップ作りを少し考えてみましたが、ただ単純に弾いていないだけのことで「慣れ」の問題がほとんどです。
シマンドルやHIYAMAノートを使って、苦手部分を無くすように練習していきましょうね。
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