ジャーマンボウのフォームはE線だけ特別扱い【楽器を開くようにする】

ジャーマンボウのフォームはE線だけ特別扱い【楽器を開くようにする】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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今回はジャーマンボウの演奏フォームについて、少しコツを書いていきます。

E線(4弦)が苦手なかたが見受けられますので、この弦についてのアドバイスです。

ジャーマンボウのフォームはE線だけ特別扱い

ジャーマンボウのフォームはE線だけ特別扱い

ポイントは、E線を弾くときに「楽器を開く」ことです。

E線は楽器を開く

ジャーマンボウでは、E線だけ手が体に当たって弾きにくいですよね。

このときに、自分が動くのでなく、楽器を回転させてこれを回避します。
上から見ると反時計回りの回転です。

これを「楽器を開く」と呼んでいます。
なんとなく「開く」ということば、しっくりきますよね。

短い音符なら開くことなく弾ける場合もあると思いますが、長い音符は開かないとまず難しいと思います。

G~A線は楽器を閉じる

逆に他の弦の場合は、楽器を閉じます。
楽器を体へ寄せるカタチになりますね。

E線を優先しない

重要なのは開いた状態をデフォルトにしないことです。
そうしているひとをたまに見かけます。

開いた状態では G線(1弦)がかなり遠くて弾きにくいはずです。

基本的には G線(1弦)が弾きやすいことを優先してフォームをつくりましょう。
これだけでかなり演奏が楽になるはずです。

フォームの大切さ

フォームの大切さ

フォームというのは、いろんな分野において大切です。
過去に、こんな文章も書きました。

» フォーム・姿勢の大切さ【楽器/筋トレ/ウォーキング/健康など】

ちょっとした体の角度や腕の角度で、結果がまるで違ってきます。

正しいフォームは歴史が詰まっている

正しいフォームは、先人たちの苦労が詰まっています。
たくさんのひとが「散々いろいろ試した結果、これがベストだろう」と落ち着いたものですね。

上に書いた G線のフォームも、ぼくが先生に習ったものです。
先生はそのまた先生に習ったことでしょう。

歴史はいつでもショートカットになりますので、大切に受け継いでいきたいですね。

それでは以上です。

この文章は、
弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
に格納しました。

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