ジャズのソロを上手くなるためにフレーズのストックを増やしていきたいわけですが、なかなか簡単には増えていかないですよね。
これまでもストックを増やすことについては書いてきました。
» ジャズのアドリブソロでは、手癖フレーズをいかに増やすかが大事
ひとつのヒントとして、
「覚えたいフレーズを口で歌えるかどうか」
のチェックは効果的だと思います。
今回はこのことについて少し書いていきます。
弾きたいフレーズを声に出して歌えるかチェックする
結局、よく理解していることしか外に出てこないのです。
理解している、ということ
「コードに対して何度を弾いているのか」など、理論的に理解していることも大切でしょう。
しかし、それとは別に音で理解していることも、また違った次元で大切なように感じます。
そこで、「声に出してみよう」いうわけです。
歌えるものがソロに出てくる
よく自分を観察すると、ソロのときに出てくるフレーズは、わりと口でも歌えるものであることに気づきます。
「喉と脳はつながっている」
と、昔ある先輩ミュージシャンにアドバイスをもらいました。
声に出すことは重要かもしれませんね。
レジェンド達も歌っている
演奏中に声が聴こえてくるレジェンドも多いです。
キース・ジャレット、ポール・チェンバース、エルビン・ジョーンズ。
みんな録音に声が入っていますね。
実は練習法としても存在している
ジャズの練習法として「歌いながら弾く」というのは、実は有名な練習の仕方です。
それをパフォーマンスとして昇華させた演奏家も多いですよね。
ジョージ・ベンソンなどが有名です。
ベースだとネイザン・イーストがかっこいいですね。
声出していこう
部活みたいなことを書きました。
演奏家も声出していきましょう。
吸収したいフレーズを見つけたら、理論的に分析するとともに、声に出して体でも確認するようにしてみてください。
また違った見え方をすると思いますよ。
それでは以上です。
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ジャズベースソロ上達のためのブログ記事まとめ【練習法・コツ】
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