楽器が上手い人の3つの特徴【演奏歴20年のぼくが共通点を書きます】

楽器が上手い人の3つの特徴【演奏歴20年のぼくが共通点を書きます】 JAZZ TOPICS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

YouTube と Instagram の方にも投稿しています。

楽器がうまいひとって何か共通点ないかな?
うまくなるヒントがほしい。

すばらしい演奏家を見て、「どうしたらあんなに楽器がうまくなるのかなあ」って誰しも思いますよね。
ぼくも同じ気持ちで、上手なひとと会うたびにそのひとを観察するようにしてきました。

ときにはインタビューというか「どんな練習をしているんですか?」などと、質問もガンガンぶつけてきました。

この記事では、そんな中で見えてきた、彼らの特徴を書いていきます。

楽器が上手い人の特徴

楽器が上手い人の特徴

特徴は3つあります。

特徴① - 練習時間が長い

これは予想できることですね。
楽器が上手なかたは、やっぱり練習時間が長いです。

どのくらい練習するの?

練習時間について共通していることは、時間を気にしていないことです。

つまり「何時間やった」とかではなく、「やれるだけやっている」ということです。

特徴② - クラシックを練習している

クラシックの曲や練習曲に取り組んでいるかたが多いです。
9割がた取り組んでいますね。

クラシックの練習曲は効率がいい

そもそも練習曲(エチュード)は効率よく楽器を上達させるために作られたものです。
利用しない手はないですよね。
苦手キーの克服などにも都合がいいです。

上手なひとは何を練習するかも「上手に」えらんでいるわけですね。

特徴③ - 優しい・謙虚な性格

上手なひとは人格もすばらしいです。
いままで会った上手なひとたちは、全員優しく謙虚でした。

もう少しくわしくいうと、「共演者に思いやりがあり」「音楽に対して謙虚な姿勢をもったひとたち」ということです。

スポーツと似ている

「音楽するとひとと、スポーツするひとだけが人生を語れる」

どこかで読んだことばです。

いい過ぎな部分もあると思いますが、「楽器の上達」と「ひとの成長」は関係があると思います。

自分との戦い

かつて柔道の谷亮子選手が、金メダルをとったあとのインタビューで「自分との戦いでした」と言っていました。

音楽の練習も同じですよね。
他人とではなく自分と戦っているひとは、他人に優しく、いつも謙虚です。

上級者から逆算した、楽器がうまくなるための方法・手がかり

上級者から逆算した、楽器がうまくなるための方法・手がかり

上でみた楽器が上手なひとたちの特徴をふまえて、楽器上達の手がかりを提案します。

練習時間

まずは単純に練習時間を増やしてみましょう。
「質より量」と考えます。

とにかく楽器にさわる

極端な話、テレビを観ながら楽器をさわるのも、ぼくは良いと考えています。
単純で機械的な練習ならできるはずです。

クラシック

楽器それぞれにクラシックの曲や、練習曲集があるはずです。
これをとりいれましょう。

あたながベーシストでしたら
ウッドベース / コントラバスのおすすめ教則本【初心者~中級向け】
の記事も参考にしてください。

バッハもおすすめ

バッハを練習する演奏家はジャンルを問わず多いです。
ぼくのまわりのプロ演奏家も、バッハは練習していますね。

ちなみにぼくは「無伴奏チェロ組曲」を練習するのが好きです。

またクラシックを練習することについては
ジャズを練習中のかたへ、クラシックをすすめる話【ソロ上達のために】
にも書きましたので読んでみてください。

謙虚な性格になるには読書

謙虚になるには練習をがんばること以外に「読書」をすすめたいと思います。

小説・フィクションがおすすめ

ぼくは小説が心を成長させのにいいと考えています。
理由はストーリーの方がすんなり頭にはいるからです。

ストーリーをとおして「世の中にはいろんなひとがいること」「上には上がいること」を知っていけば、おのずと謙虚さを身に着けられるはずです。

おすすめの小説については
ジャズベーシストがおすすめする心に訴える小説まとめ【重めの読後感】
で紹介しています。

記事は以上です。
楽器のテクニック、自身の心、両方ともじっくり育てていきましょう。

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