ジャズを練習中のかたへ、クラシックをすすめる話【ソロ上達のために】

TIPS

ベースの高間です。
ジャズ演奏歴20年です。

ジャズの上達のためには、クラシックを弾くことが大切です。

たとえば、クラシックに力をいれているジャズ系ミュージシャンにはこんなひとたちがいます。

  • ジャコ・パストリアス(ベース)… アルバムでバッハを弾いている
  • ウィントン・マルサリス(トランペット)… ジュリアードを卒業していて、クラシック演奏家から評価が高い
  • ビル・エヴァンス(ピアノ)… クラシックをしっかり学んだ
  • ロン・カーター(ベース)… もともとクラシックの演奏家になるつもりだった
  • スタンリー・クラーク(ベース)… バッハのすばらしい演奏があります
  • ポール・チェンバース(ベース)… 左手のフォームは完ぺきなクラシックスタイル

大御所ばっかりですね。
クラシックって大切なんです。

今回はジャズをこころざすひとにむけて、クラシックを練習する意味について書いてみます。

ジャズを練習中のかたへ、クラシックをすすめる話

ジャズを練習中のかたへ、クラシックをすすめる話

ふだんの練習にクラシックをとりいれていますでしょうか。
そうでない場合、ぜひ取りいれることをおすすめします。

理由は2つです。

理由① ジャズだけだと、弾けることしか弾かない

ジャズの練習ってアドリブの練習がおおくなると思います。

実はこれって危険です。
なぜなら、アドリブだと自分の弾けることしか弾かないからです

アドリブって要は、自分の中のものを外に出す行為です。
自分の実力以上のものは出てきません。

テクニック的にも自分の弾ける範囲内のものだけが、フレーズとして出てくるでしょう。

つまり、アドリブの練習だけだとテクニックが上がらないんです

クラシックはテクニックをあげていくスタイル

その点、クラシックの練習を考えてみると、どんどんむずかしい曲へチャレンジしていきますよね。
この本がおわったら、次はこの本へ、というように。

テクニックがどんどんあがっていくんです。

成長するには、すこしの無理が必要

書いていて、「これって筋トレと似ているな」って思いました。
少しずつ無理をしていくことでレベルアップしていく。

成長ってそうゆことなんでしょうね。

理由② クラシックは、すぐれた作品が多い

よくかんがえてみれば、大作曲家が書いた曲が目の前にあるわけです
練習しない手はないですよね。

洗練されたクラシックの曲

すこし語弊を覚悟でいうと、ジャズとはちがってクラシックの曲は練りに練られたもが多いです。
またジャズよりも、歴史という長い「ふるい」にもかけられています。

弾いておいた方がぜったい得です。

具体的な、練習すべきクラシックの曲【単音楽器向け】

具体的なクラシックの曲【単音楽器向け】

ぼくはベーシストなので、ベースのかたむけの曲を紹介しますね。
とはいえギタリストや他の単音楽器のかたにもちょうどいいと思います。

バッハの無伴奏シリーズ

おすすめするのは「バッハの無伴奏シリーズ」です。
理由は、無伴奏、つまりひとりで楽しめるからです。

ベースは基本的に単音楽器なので、ピアノのように何でも楽しめるわけではありません。
ここはベースのさみしいところですね。

具体的には次にあげる曲集です。

無伴奏チェロ組曲

ベース用にアレンジされたものも存在します。

チェロだけでなく、ヴァイオリンのものも弾いてしまいます。

無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ

楽譜を開いてみるとわかりますが、けっこう弾くのが大変なものばかりです。
弾けそうな曲からチャレンジしてみてくださいね。
急がずマイペースにいきましょう。

ポール・ギルバートもクラシックを推奨

Mr.Big というロックバンドはご存知でしょうか。
このバンドのギター、ポール・ギルバート氏も、クラシックを聴いたり練習することをすすめています。

彼はまだギターキッズの頃、なんとバッハ無伴奏チェロの第3番クーラントを「耳コピ」したらしいですよ。

アルバムにもまとめてしまった

クラシック好きが乗じて、お気に入りを集めたアルバムも出しています。

彼のようなロックのギタリストやメタルのひとに、バッハを練習するひとが多いですね。

記事はここまでです。

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