弓を練習していて、
「どうもうまく引っかからない。かすれた音になってしまう」
ということがあると思います。
ジャズ系のかたの場合でいえば、
「ピッチカートでは弾けるのに、弓だと弾けない」
ということもあるでしょう。
この文章では、そんなときにチェックして欲しいことを書いきます。
弓がうまく引っかからない場合に見直すこと3つ

チェックポイントは3つです。
- 松ヤニを塗る量は足りているか
- 弓の角度は適正か
- 弾く位置を下げてみる
松ヤニを塗る量は足りているか
これで解決する場合も多いです。
松ヤニがそもそも足りなくて音がかすれてしまう。
慣れないうちは松ヤニは多めに塗るようにしましょう。
慣れてきたら、自分好みの適正な量がわかってきます。
松ヤニの塗り方や塗る量については、
松脂のつけ方、塗る量について【コントラバス/ウッドベースの弓】
のページを参考にしてください。
弓の角度は適正か
弓の弦に対する角度も重要です。
直角で弾けるようにしなければなりません。
大抵は弓の先が下がるので、そうなっていないかチェックしましょう。
弾く位置を下げてみる
弓を当てる位置も、音に大きく影響します。
引っかかりやすさでいえば、指板の端と駒の真ん中くらいが弾きやすいはずです。
楽器のエンドピンを低く設定しているかたは、弓を当てる位置が高くなっていませんか。
この点も見直してみてください。
弓の角度と位置については、
弓の角度と毛を当てる位置について【コントラバス/ウッドベース】
のページも参考にしてみてください。
音が楽に出ると楽しい

音がかすれて上手くいかない場合は、練習もぜんぜん楽しくないですよね。
今回の点を見直せば楽に音が出ると思います。
そうなればきっと練習も楽しいはずなので、ぜひ取り組んでみてください。
何事も楽しくないと、ですね。
それでは以上です。
この文章は、
弓(アルコ)に関するブログ記事まとめ【ウッドベース/コントラバス】
に格納しました。