ベースアンプから出す「音の大きさ」は、けっこう重要です。
大き過ぎても小さ過ぎても問題になりますね。
このことについて少し書いていきます。
また似た話は、
自分の音が聴く人に届いてるいるか確認する【ベースアンプの音量など】
でも書いています。
ライブの現場でのベースアンプの音量設定
「誰を目がけて音量を出すのか」で、音量は変わってきます。
PAがある場合
会場にお客さん向けのスピーカー(PA)があり、そこからベースの音を出す場合、アンプからは自分もしくは演奏メンバーに向けた音量を出力するだけで済みます。
いわゆる「中音(なかおと)」ですね。
もしさらに、メンバー用にモニタースピーカーがある場合は、アンプの音は自分だけに聴こえる分でよくなります。
PAが無い場合
会場にPAが無い、もしくは、あってもつながずに演奏する、ということはよくあります。
特にぼくらのようなジャズでは多いです。
この場合ベースアンプからは、可能な限り会場全体に届くように音量を出せると良いでしょう。
爆音で出すのは論外ですが、後ろの方の席のひとにも、それなりに聴こえるようにする配慮があると良いな、という話です。
なので、それなりに出力のあるアンプが必要になりますね。
» ウッドベースにおすすめのアンプ【ジャズ・ポップス・どのジャンルも】
中音(なかおと)を崩すようなら諦める
ただ、大きく出したことにより、中音(なかおと)を崩してしまうようでしたら、諦めます。
演奏がやはり第一優先でしょう。
妥協点を探す感じですね。
聴く側を意識する
音楽は聴くひとがあってのものです。
もちろん自分自身も聴くひとに含まれます。
ただライブや演奏会では聴きに来ている相手がいるわけで、やはりそれらのかたに良い具合に音を届けるのが大切だと思います。
ぜひ次回、そんなことも考えてアンプのセッティングをしてみてくださいね。
それでは以上です。
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ライブ本番やリハーサルについてのブログ記事まとめ【ジャズ/ベース】
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