コントラバス(ウッドベース)は、中音域以降は音程の確認方法がけっこうあったりしますが、ローフレット、1~4フレットあたりは、あまり簡単な方法がありません。
このあたりの確認方法を書きます。
ローフレットの音程のチェック方法
ハーモニクスなどは使わず、他の弦と比べる方法になります。
コントラバスはフレットはありませんが、便宜的にフレットで書きます。
1フレット
1フレットは本当にちょうど良い確認方法がありません。
唯一、1弦の「#G」は4弦開放と弾けば長3度の音程を比べられます。
または、次に書く2フレットと上駒までの「真ん中」として探すくらいです。
2フレット
たとえば、1弦の「A」と3弦の開放はオクターブなので、比べられます。
2弦開放と比べても良いですね。
5度の関係です。
同じことは2弦「E」でもできます。
これらから2フレットを探し、3弦、4弦へ平行移動させます。
3フレット
3弦の「C」と1弦開放を比べます。
5度の音程ですね。
4弦「G」と1弦開放でも良いですね。
判明したら、おなじく他の弦へ広げます。
4フレット
この部分、ハーモニクスは鳴りますが、それよりも以下の方法が良いでしょう。
1弦なら、開放から「G、A、B」と弾いてみます。
メジャースケールの前3つと捉えて、良い具合に聴こえれば正しい位置にいることが判明します。
いわゆるベースの領域
今回見てきたローフレットの位置は、よく使うわりには音程が難しい部分です。
ベーシストとして大切な領域なので、特に音程には気をつけましょう。
それでは以上です。
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