「Four On Six」演奏のポイント【ジャズベース/課題曲の解説】

「Four On Six」演奏のポイント【ジャズベース/課題曲の解説】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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今月の課題曲は「Four On Six」でした。

» 10月の課題曲:ウェス・モンゴメリー「Four On Six」

演奏・練習のポイントを書いておこうと思います。

「Four On Six」演奏のポイント

「Four On Six」演奏のポイント

古めの曲ですが、いま聴いても全然かっこいいですよね。

参考音源/コード進行

「Four On Six」コード進行

» ウェス・モンゴメリー「The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery」の詳細はこちら

音源のテンポは「BPM=207」くらいでした。
ここを目標に 160くらいから練習すると良いでしょう。

イントロとテーマは、指定のベースリフ

先月に引き続き、ベースラインの指定がある曲を選びました。
「1度 - 5度」のリフですね

このリフ、人によっては左手がしんどいはずです。
ぼくもかつてそうでした。
左手のフォームなどを改善すると楽になります。

» コントラバス/ウッドベース「左手」関連の記事まとめ【弾き方・コツ】

ドリアンスケールの使いどころ(①)

Gマイナーのキーで、コードが Gm です。
ドリアンが使えますね。

具体的には「♮ミ(E)」の音をメロディに使ってみてください。

» ジャズスタンダードに見るドリアンフレーズ【スケールの勉強・使い方】

ハイテンポのキーチェンジ(②)

この部分は1小節ごとにキーが変わります。

順に、

  • Bbメジャー
  • Abメジャー
  • Gメジャー
  • Dbメジャー

です。

しかもけっこう速いテンポなので、急いで頭を切り替える必要があります。

追いつかない場合は、そのキーに慣れていないせいかもしれません。
メジャースケールを練習すると楽になりますよ。

» ジャズにおけるスケール練習のコツ【ただ弾くだけではダメです】

一応、ジャムセッション対策として

一応、ジャムセッション対策として

あまりジャムセッションには出てこない曲かもしれませんが、出てきてもおかしくはない曲です。

初見だと難しい曲なので、練習してある程度弾けるようにしておきましょう。

それでは以上です。

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