今月の課題曲は「Four On Six」でした。
» 10月の課題曲:ウェス・モンゴメリー「Four On Six」
演奏・練習のポイントを書いておこうと思います。
「Four On Six」演奏のポイント
古めの曲ですが、いま聴いても全然かっこいいですよね。
参考音源/コード進行
» ウェス・モンゴメリー「The Incredible Jazz Guitar of Wes Montgomery」の詳細はこちら
音源のテンポは「BPM=207」くらいでした。
ここを目標に 160くらいから練習すると良いでしょう。
イントロとテーマは、指定のベースリフ
先月に引き続き、ベースラインの指定がある曲を選びました。
「1度 - 5度」のリフですね
このリフ、人によっては左手がしんどいはずです。
ぼくもかつてそうでした。
左手のフォームなどを改善すると楽になります。
» コントラバス/ウッドベース「左手」関連の記事まとめ【弾き方・コツ】
ドリアンスケールの使いどころ(①)
Gマイナーのキーで、コードが Gm です。
ドリアンが使えますね。
具体的には「♮ミ(E)」の音をメロディに使ってみてください。
» ジャズスタンダードに見るドリアンフレーズ【スケールの勉強・使い方】
ハイテンポのキーチェンジ(②)
この部分は1小節ごとにキーが変わります。
順に、
- Bbメジャー
- Abメジャー
- Gメジャー
- Dbメジャー
です。
しかもけっこう速いテンポなので、急いで頭を切り替える必要があります。
追いつかない場合は、そのキーに慣れていないせいかもしれません。
メジャースケールを練習すると楽になりますよ。
» ジャズにおけるスケール練習のコツ【ただ弾くだけではダメです】
一応、ジャムセッション対策として
あまりジャムセッションには出てこない曲かもしれませんが、出てきてもおかしくはない曲です。
初見だと難しい曲なので、練習してある程度弾けるようにしておきましょう。
それでは以上です。