「くねくね練習」と、ぼくが呼んでいるスケール練習の方法があります。
やり方は、こちらに書きました。
» ジャズにおけるスケール練習のコツ【ただ弾くだけではダメです】
要は3度のインターバルなのですが、最近は生徒さんと「Gbのリディアンセブンス」でおこないました。
おこなったあとでは、たとえば「ド」の音が自然に使えるようになるんですね。
改めて良い練習だなと思ったので、みなさんもぜひ。
「くねくね練習」は、どのスケールにも有効
改めて「くねくね練習」の目的と効果を確認しておきます。
目的
目的は、「ミストーンを減らすこと」です。
くねくね練習をしていると、この練習自体でミスをたくさんします。
なので、正しい音を体に刷り込ませることができるのです。
効果
効果としては、実際に曲のソロをとってみたときに、対象のコードが怖くなくなっていることに気づくと思います。
最初に書いた生徒さんの例でいえば、「Gb7」に対する恐怖感が減りました。
また、スケール固有のサウンドも感じられるようになります。
先のリディアンセブンスでいえば、「ツヤ感のある未来的なサウンド」をぼくは感じます。
スケール練習は楽しい
「くねくね練習」は、やってみるとわかりますが、けっこう難しいです。
ただの登って降りてはできるのに、くねくねは歯が立たない、ということも起きるでしょう。
しかしできないことがまた楽しいです。
できないのはチャンス
できないことが見つかったら、成長の余地が見つかったということですね。
ラッキーなことと捉え、少しずつできるものに変えていきましょう。
それでは以上です。
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