調/キーを把握する理由2つ【ジャズスタンダードの勉強のために】

調/キーを把握する理由2つ【ジャズスタンダードの勉強のために】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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ジャズの勉強において、曲のキー(調)を把握することはかなり重要です。

ぼくはいつも生徒さんに、
「この曲のキーは何ですか?」
と、けっこう頻繁に訊いています。

なぜキーを把握する必要があるのか、少し書いていきます。

調/キーを把握する理由2つ

調/キーを把握する理由2つ

2つ理由があります。

曲を覚えやすくなる

キーを把握すると、コード進行を記憶したり、曲を理解しやすくなります。

ダイアトニックコード

「ダイアトニックコード」という概念があります。

たとえば、Cメジャースケール(ドレミファソラシド)を使って作れるコード群を「Cメジャースケールのダイアトニックコード」と呼びます。

たとえば、Dm7、FM7、G7などです。

実はキーが Cメジャーの曲は、これらダイアトニックコードが多く使われています。

ほぼかならず出てくる平行調

また平行調というメジャーとマイナーが対(つい)になったキーがあります。
Cメジャーと Aマイナーなどです。

これらのキーもほぼかならずセットで出てくるので、知っていると覚えるのが楽になります。

使っていいスケールがわかる

上のダイアトニックコードと関係しますが、キーがわかると、使っていいスケールもわかります。

Cメジャーのキーに出てくる「Dm7」は、キーがわかって初めて「Dドリアン」が使えることが判明します。

音楽理論の勉強は楽しい

音楽理論の勉強は楽しい

ある程度、音楽を続けているかたは何か一冊、音楽理論の本を読むことをオススメします。

経験がつながって、「そうゆうことだったのか」と頭がスッキリしますよ。

ぼくの場合、「チックコリアの音楽」という本との出会いが転機だったのですが、残念ながらこの本は絶版のようです。

図書館では借りられると思うので、ぜひ探してみてください。

音楽之友社, 山下 邦彦(著), 1998/12/10

もちろん他にも音楽理論を勉強できる本はあります。

ジャズベースの教本、教則本【プロベーシストおすすめのテキスト】
のページに載せてありますので、チェックしてみてください。

それでは以上です。

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