ベース低音域の練習には30エチュード【コントラバス/ウッドベース】

ベース低音域の練習には30エチュード【コントラバス/ウッドベース】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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「30エチュード」というベース用の練習曲集があります。
クラシックの教材です。

カール・フィッシャー社, Franz SIMANDL(著), 2010/2/10

ぼくは何まわしかしていますが、あらためて良い教材だなと思ったので、紹介したいと思います。

ベース低音域の練習には30エチュード

ベース低音域の練習には30エチュード

気に入っている点は、「3、4弦の5フレット以下」が多く出てくることです。
低音弦のハーフポジションからセカンドポジションの辺りですね。

ソロ用練習曲は中音域

ぼくが推奨している他の教材では、中音域が多めです。

たとえば「ジャズコンセプション(ベースソロ)」「バッハ無伴奏チェロ組曲」などです。

逆に中音域を鍛えたい場合、これらの教材の練習曲が有効になると思います。
中音域は、7~12フレット辺りのつもりで話しています。

30エチュードは低音域が満載

その点、30エチュードでは、5フレット以下が満載です。
この音域はベースにとって、よく弾く重要なポジションです。

ジャコ・パストリアスも、教則ビデオで似たようなことを言っていますね。

低音域はしっかり練習

3、4弦は右手においても、ピッキング・アルコ、ともに弾きにくいです。

しかしやはり、うまくいかないのは左手の問題が大きいと思います。
高音弦に比べて押さえにくく、速く弾けないですよね。

なので、より多く練習すると良いと思います。

筋持久力

ぼくはベースを弾くのに、握力は必要ないと思っていますが、筋持久力は必要なのではと考えています。
30エチュードは、いい具合に筋持久力を鍛えてくれますよ。

またこの筋持久力については、別の文章で書こうと思います。

常に目的をもって練習

常に目的をもって練習

いまおこなっている練習は、何のための練習なのかを意識するのは、とても大切です。
何を克服するために、いまこの練習をしているのか。

1ヶ月同じ練習でもいい

ぼくは問題を解決するために、ある程度時間をかけていいと思っています。

なので同じ練習ばかり1ヶ月続ける、というのも時には有効だと思っています。
上の30エチュードばかり、毎日毎日やってみる、のように。

ひとつずつ解決していく

直面している問題を、ひとつずつ確実に解決していきましょう。
問題の細分化は、楽器においても有効です。

低音域の問題は、30エチュードでけっこう前に進むと思いますよ。

それでは以上です。

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