【ウッドベース】velvet弦のススメ【ガルボ・アニマ・ブルー】

【ウッドベース】velvet弦のススメ【ガルボ・アニマ・ブルー】 BASS GEAR

こんにちは。ベースの tacama です。
ライブハウスなどで 20年ジャズを演奏しています。

ぼくの演奏は YouTubeで聴けます。
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ぼくはことあるごとに、ベルベット社の弦をひとにススメています。

現在はスピロコアを張っていますが、一時期ベルベットの弦ばかり張っていました。

 大音量が出る
なぜベルベットにしていたかというと、もちろん音色も好きだったのですが、とにかく音がすごく大きいんです。
ピアノトリオなら、ほぼアンプ無しでいけるくらいの音量がかせげました。

たとえば下の動画は「アニマ」を張っているときのものです。
このときはアンプ無しで録りました。

ドラマーには少し小さく叩いてもらいましたが、音量的に問題ありませんよね。

あとやっぱり音色も良かったです。
弦が太く、柔らかい素材を使っているので、倍音が豊かで音の口径が大きい感じがします。
まさにフェイクガットですね。

velvet弦のススメ

velvet弦のススメ

ベルベット社の弦から3つオススメの弦をピックアップします。
どれかをぜひ試してベルベットの魅力を味わって欲しいです。

ぼくは一度はベルベットの弦を貼るべきだと思っています。
ウッドベースという楽器はこれだけの大きい豊かな音が出ること、ポテンシャルをもつ楽器なんだ、ということを知って欲しいです。
そのうえで他の弦なりにいくのをオススメします。

ガルボ / Garbo

ラリー・グレナディアが張って有名になった弦です。

ぼく自身は張ったことはないのですが、生徒さんが張っていたので触らせてもらっていました。

ぼくがこれまで弾いた弦のなかで一番ガット弦に近いです。
ポール・チェンバースの音がします。

ラリー・グレナディアの演奏を貼っておきます。

なお弦が太いので、張る場合には駒の溝を広げないといけません。
丸ヤスリなどで広げます。

広げたあとに通常の細い弦に戻るのを心配するかもしれませんが、大丈夫です。
ぼくもそのままスピロコアを張っています。
リペアマンにも確認してあります。

アニマ / Anima

ぼくが張っていた弦です。こちらは弓(アルコ)でも弾ける、という設定の弦です。
ぼくは弓もよく弾くのでこちらを張っていました。

音はこんな感じです。

この弦も駒の溝を拡げる必要があります。

ブルー / Blue

この弦は上2つの廉価版です。安いバージョン。

ガルボとアニマは芯材にシルクをつかっていますが、ブルーは化学繊維です。

ブルーは駒の加工が必要ありません。
スピロコアとほぼ同じ弦の太さです。

ナイロン弦
今回紹介したベルベットの弦は、ナイロン弦のカテゴリーに含まれます。
今後は金属弦でなく、ナイロン弦が主流になっていくだろうとも言われています。

ナイロン弦に関しては
ウッドベース向け、ナイロン弦まとめ【ジャズ歴20年のぼくがおすすめ】
のページも読んでみてください。

それではまた別の記事で。

※追記(2021.03.13)
「ブルー」ついて、個別に紹介記事を書きました。
「ブルー」というナイロン弦の紹介【ウッドベース/コントラバス弦】

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