先日、いつかやるだろうと思っていた、
「MSPのマグネットを楽器の内側に落とす」
ということをやってしまいました。
楽器はウッドベース(コントラバス)です。
MSPについては、
ウッドベースのピックアップ、おすすめ5選【演奏歴20年が厳選/価格比較】
を参考にしてください。
無事、取り出すことができたので、おこなったことを書いておきます。
MSPのマグネットを楽器内に落としたときの対処法
楽器を不自然に持ち上げたりするので、深呼吸して心を落ち着かせてから取り組むといいと思います。
焦って楽器をどこかにぶつけてしまわないように。
あと作業前に「MSP本体」と、いつも取り付ける時に使っている「針金みたいな棒」もそばに置いておきます。
エンドピンを外す
エンドピンが金属の場合は、まずこれを外します。
マグネットがくっついてしますからですね。
楽器の表側を下に
マグネットは楽器の底面にあるはずですので、表板の側に移動させないといけません。
なので楽器を、表を下にして持ち上げます。
ぼくは右手でネック、左手で楽器のくびれ部分を持ちました。
くれぐれもゆっくり慎重に。
なるべく周りを片づけて広いところで行いましょう。
「カタッ」と面に移動した音がしたら、次の工程へ。
斜めにしたままマグネットを捕捉
ここからが大変です。
斜めにしたまま作業する必要があるからです。
ぼくはスタンドを使って作業をしました。
»【使用レビュー】キクタニのコントラバススタンド【おすすめ】
床でおこなう場合、すべらないように気をつけないといけません。
斜めにした楽器を片手で支え、もう片方の手でMSPを取り付ける時の「針金みたいな棒」を持ちます。
そして表側から場所を探ります。
アタリはすぐ見つかると思います。
Fホール付近へ移動
マグネットを補足したまま、ゆっくり上へ移動させていき、Fホール付近まで持っていきます。
「MSP本体」だと移動しにくいので、「針金みたいな棒」の方がやりやすいでしょう。
ピックアップをつける
Fホール近くまで来たら「MSP本体」をくっつけます。
あとはいつも通りですね。
取り出したら、マグネットが木くずまみれでした。
楽器はゆっくり慎重に動かす
現場でマグネットを落としたときはホントに焦りました。
ピックアップを付けたまま楽器を移動させたのですが、シールドコードが引っかかって、MSPが「ガタン」と外れてしまったんです。
ドジでした。
みなさんは、こんな失敗をしないよう気をつけてくださいね。
それでは以上です。
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