楽譜は読めますか?
いわるゆるオタマジャクシですね。音符のことです。
楽譜が苦手なベースやギターのひとは、普通「タブ譜」から始めます。
数字の楽譜ですね。ぼくもタブ譜から入りました。
一般的に「タブ譜は悪」みたいな風潮があります。
音符を読まないとダメ、みたいな。
もちろん音符を読めるに越したことはありませんが、タブ譜はタブ譜で良いところがあると考えています。
タブ譜は悪ではない
いくつかタブ譜のメリットをあげていきます。
音符が読めなくても弾ける
ギターやベース、ウクレレは音符が読めなくても始めることができます。
数字の楽譜が昔から使われています。
たしか、和楽器も数字の楽譜でしたよね。
楽器の指板上に数字を振ったような楽譜なので、「見たまんま」の分かりやすいツールです。
まさにWYSIWYG(ウィジウィグ)。
"What You See Is What You Get"
最近はどの世界でもウィジウィグが当たり前なので、逆に聞かなくなった言葉ですね。
指板のマップが作りやすい
タブ譜はまさに "マップ" なので、指板上の音の位置も覚えやすいです。
通常、弾いているうちにコードも覚えていくので、数字といえど、どこに何の音があるかは把握できるようになります。
弾く場所を迷わない
ギターやベースは、同じ音が楽器の何ヶ所にもあります。
同じ高さの "ド" が 3ヶ所にあったりするわけです。
しかし、それらに対して音符は 1つです。
タブ譜なら指板上の位置を指定するので、どの場所で弾くか悩むことはありません。
タブ譜も音符も両方読む
最初に書きましたが、タブ譜も音符も両方読めるのがベストです。
ただ、すでに音符を読めるひとがタブ譜を読めるようにするべきかは疑問です。
困っていないなら、新たに勉強しなくて大丈夫です。
■ 楽譜/音符が読めることのメリット
楽譜を読めるとどんなメリットがあるかについては、
「楽譜・音符が読めることのメリット【ジャズ/ロック/ポップス】」
のページに書きました。
■ 楽譜/音符が読めるようになるには
また楽譜を読めるようになる方法については、
「楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法」
のページを参考にしてください。
以上です。