ギターやベースのかたでコードを読めるひとは多いと思いますが、音符(オタマジャクシ)を読めるひとは案外少ないと思います。
あのジャコ・パストリアスも教則ビデオの中で楽譜が読めることの重要性を話していました。
このビデオですね。
この文章では、楽譜が読めることのメリットを少し書きます。
楽譜・音符が読めることのメリット
- たくさんの資料に当たれる
- 与えられた楽譜の理解が増す
- 楽譜を残せる
たくさんの資料に当たれる
楽譜が読めると世界中の楽譜・資料にアクセスすることができるようになります。
楽譜が読めないと、これらがゼロになりますね。
タブ譜
初心者向けの雑誌や教則本などでは、親切にタブ譜が書かれていたりしますが、世の中のほとんどの楽譜にはタブ譜は載っていません。
演奏の現場で与えられる楽譜にももちろん、タブ譜はありません。
クラシック
クラシックには膨大な楽譜の集積があります。
図書館などでコピーできたりするので、これらの資料に当たれるようになるのは、楽譜を読める大きなメリットですね。
与えられた楽譜の理解が増す
上で、現場で与えられる楽譜について書きました。
もし音符が読めなければ、楽譜から得られる情報はコードのみです。
曲を理解しようと思った場合に、これでは不十分ですね。
楽譜が読めるひとは、メロディの部分もしっかり読んでいます。
楽譜を残せる
音楽の世界において、ひとに何かを伝える場合、楽譜が一番便利です。
普通、作曲したものは楽譜に起こしますね。
また自分のために楽譜を残すこともあります。
たとえば耳コピーしたものは楽譜に残しておくと、将来見直すときに便利です。
以上です。
楽譜が読めること・読譜力の大切さは伝わったでしょうか。
ギター、ベースのかたで、タブ譜から抜け出す方法については、
「楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法」
のページに書きましたので、参考にしてください。