楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法

楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法 JAZZ BASS TIPS

こんにちは。ベースの tacama です。
ジャズ演奏歴 20年です。

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ぼくはむかしまったく楽譜が読めませんでした。
音符、オタマジャクシの話ですね。

ギターから音楽を始めたので、タブ譜がぼくにとって楽譜のすべてでした。
タブ譜を読む能力はとても上がりましたが、、

そんなぼくですが、いまはヘ音記号はもちろん、ト音記号も読んでいます。
楽譜を読むストレスはまったくありません。

ストレスといえば、むかしウッドベースを始めたときの話です。
レッスンで楽譜を読まなければいけなくなって、音符を読むのがあまりにストレスで、楽器をやめようと思ったことがあります。冗談でなくほんとにやめようと思いました。
それくらい音符を読むのが苦手でした。

そんなぼくがいまではスラスラ読めるようになったので、このページを見てるあなたも必ず読めるようになります。

この記事では、

  • ゆっくり数えれば音符は読めるけれども
  • 早くはもちろん読めなくて
  • ついタブ譜などに頼ってしまう

こんなギターやベースのひとに向けて、楽譜を読めるようになる方法をお伝えしようと思います。
タブ譜も読めないというひとも大丈夫です。

楽譜を読めるようになりたいかたは、ぜひ読んで実践してみてください。

楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法

楽譜や音符が読めないギター・ベース向け、タブ譜から抜け出す練習法

ここに書く方法で、ぼくの生徒さんは必ず楽譜・音符が読めるようになっています。

方法① タブ譜をやめない

タブ譜を抜け出そうといってるのに、いきなりタブ譜をススメます。

いまから話す内容は、ぼくが当時タブ譜を抜け出した方法です

タブ譜がそもそも苦手だ、というかたは次の項目へ飛んでください。

タブ譜はすぐ読めるようになる簡単な楽譜なので、まずタブ譜を読めるようにするのも悪くない方法だと思います。

音符をタブ譜に書きかえる

その方法は「タブ譜を量産すること」です。

タブ譜を自分でつくるわけです。

タブ譜の白紙はネットに落ちています。例えばこちらなど。
英語のノートも4本線なのでつかえます。

ぼくらはタブ譜におこせばスラスラ弾けるわけですから、タブ譜をつくっちゃえばよいのです。
ただ既成のものを弾いていては、やはり読譜力はあがらないので、自分でつくるようにします。

つくる際に一度、音符を読むことになりますので、読譜力が少しずつあがる、というわけです。

そしてそのうち、つくるのがめんどうに

そしてそのうちタブ譜をつくるのがめんどうになってきます。

「タブ譜をつくる労力 > 音符を読むストレス」になりますので、このタイミングで音符に直接あたるようにしていきます。

自分では気づかないうちに、音符が少し読めるようになっていますよ。

方法② 少しだけ音名をふる

音符の下か上に文字で "ド" とか "C" と書くのはわりと一般的な方法かもしれません。

これも一度音符を読むので一見よい方法に思えますが、落とし穴もあるのです。

高さの情報がないのです。

ですので、結局音符を確認することになって、目が忙しくなります。
これではストレスが増えるばかりです。

高さの情報も書くのはちょっとイマイチ

書いた音名の上に線を引いたりして、高さの情報をあたえるとよいかもしれません。
しかしやってみるとわかりますが、これなかなかイマイチです。
頭の中がこんがらがります。

最低限の音名を書く

というわけで、少しだけ音名を書くようにします
最低限、ほんとうに苦手な音だけ。
1小節に1音だけ、など。

いくつか書いて、少しずつ消していく、という方法もよいでしょう。

方法③ 譜読み

クラシックでは新しい曲にチャレンジする際に、実際に楽器を弾く前に、譜面を読む期間をもうけるそうです。
これを譜読みといいますが、これをぼくらも取り入れてみます。

見た目もかっこいい

たとえば電車の移動中に、本を読むように楽譜をだして眺めてみる。
ハタからみたらとてもかっこいいのです。

想像してみてください。電車で楽譜を開いて読んでいるひと。
とてもハイソな感じがしません?

音感トレーニングにもなる

また譜読みは、音符を読むことに集中する時間になります。
どんな音になるかも想像して読んでみましょう。

この想像まですると、もはやこれはソルフェージュという音感トレーニングです
譜読みは一石二鳥の練習方法ですね。

初心者でもかならず楽譜は読めるようになります

初心者でもかならず楽譜は読めるようになります

読譜 (音符を読むこと)は "慣れ" です。
訓練すればだれでも読めるようになることができます。

なるべくストレスなく、音符を読む機会をふやしたい

慣れということは、結局は読んだ回数です。

「ト音記号の楽譜の、上からふたつめのすき間の黒マルを "ド"」と認識した回数です。

上で紹介した方法はどれも、なるべくストレスなく読む回数を増やす方法はないかと考えた結果、えらんだものです。

短期間に上の方法をガッとつめこんで特訓してもいいし、長期間にわたってゆるく取り組んでもいいです。

最終的にはかならず読譜できるようになります

あきらめずに継続

読めないからといってあきらめたり、自分をせめたりしないでくださいね。

そんなかたは、ゆっくりじっくり習得すればいいのです。
続けていればかならできるようになることはわかっているのですから。

記事は以上になります。
また別の記事でお会いしましょうね。

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