課題曲や、弾きたい曲のフレーズがあるとします。
フレーズの頭の音や最後の音は、音程など意識するのですが、途中の音を適当に処理してしまうかたをママ見かけます。
読譜のことや運指のことなど、意識しなければいけないことはたくさんあります。
なので仕方がない部分もありますが、余裕が出てきたら、ぜひ見直して欲しいです。
フレーズの途中の音に意識を使う
チェックポイントは2つです。
音の途切れと音程です。
音が途切れていないかチェック
八分音符など、少し細かい音符になると途切れる場合があります。
難易度が上がりますから、当然といえば当然です。
細かい音符には特に注意したいですね。
スライドは入れない
音をつなげようとしてスライドさせるかたがいます。
スライドはひとまず入れないように練習しましょう。
スライドは装飾です。
装飾は必要なところを注意深く狙って入れるべきものなので、まずは入れないように練習しましょう。
入れない方が難しいので練習になりますよ。
装飾については、別に書きました。
» モダンジャズで使わない音の装飾【ビブラート・スライドに注意】
音程がズレていないかチェック
コントラバス(ウッドベース)の場合、音程も注意が必要です。
最初と最後など目立つ音は音程が特に気になりますが、フレーズの途中もけっこうズレていたりします。
自信があるかたも、本当にズレていないか常にチェックしていきましょう。
さらにはアーティキュレーションも
上の2点に注意ができるようになったら、よりフレーズのレベルを上げるようにしましょう。
- 不自然に大きい(小さい)は無いか
- 音はキレイか
- テンポは走っていないか
- アクセントは適切か
よりかっこいい演奏を目指してがんばっていきましょうね。
それでは以上です。
この記事は、
コントラバス/ウッドベース「左手」関連の記事まとめ【弾き方・コツ】
に格納しました。