ウッドベース・コントラバス、音程改善のために練習前にすること

ウッドベース・コントラバス、音程改善のために練習前にすること JAZZ BASS TIPS

こんにちは。
ベースの tacama です。
ウッドベース歴 20年です。

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この記事ではウッドベース・コントラバスの音程をよくする数ある方法の中から、あるひとつの方法を紹介します。

それは「課題曲を弾く前に、その曲をピアノで弾いてみる」ということです。

ピアノでなくてもよい
ピアノと書きましたが、ピアノである必要はありません。
音程が正しく出る楽器なら、どれでも大丈夫です。

ウッドベースで弾く前に音程の正しい楽器で弾くということです。

以下に説明していきます。

ウッドベース・コントラバス、音程改善のために練習前にすること

ウッドベース・コントラバス、音程改善のために練習前にすること

そもそもウッドベース・コントラバスは音程の不安定な楽器です。

エレキベースのようにフレットがありません。
いわば "アナログな" 楽器といえます。
「ド」と「#ド」の間の音が出せてしまうということです。

よく考えれば、そんな不安定な楽器で曲をさらっているわけです。
そもそもがリスキーなのです。

しかも初見の新しい曲ならなおさらです。
まちがったメロディをずっと練習することになる可能性があります。

耳は察知しているはず

人間の耳はおそらく優秀です。
ほんの少し音程がくるったメロディでも、敏感に察知していると思います。

表面上わからなくても、潜在意識レベルでは聴きとっていると、ぼくは考えています。

狂ったピアノで練習している可能性

耳が微妙な音程の狂いを察知しているとすると、音程のずれたメロディで練習し続けるのは、楽しさにかなり影響があるはずです。

調律のくるったピアノで練習し続けるようなものです。
想像しただけで、いいものではないとわかりますね。

ウッドベース・コントラバスには、こういった危険があります。

なんだか最近練習が楽しくない、というかたは少しこのことを疑ってみてください。
そして曲を弾く前に、ピアノなどで事前に曲をさらうようにしてみましょう

音程のチェックにはピアノ(キーボード)がおすすめ

音程のチェックにはピアノ(キーボード)がおすすめ

最初に、音程のチェックは正しい音程が出る楽器ならなんでも良いと書きました。
この意味ではエレキベースももちろん良いです。

調整された楽器が必要

ただエレキベースの場合、ちゃんとした調整がされているものに限られます。
たとえばオクターブチューニングがきちんとされていないと、中音域より上は音程があやしいでしょう。

これはピアノも同じです。
調律がされていないピアノでは、チェックの役割は果たせないです。

キーボードがおすすめ

以上のことから、ぼくはキーボードを使ってチェックしています。
キーボードなら調律がいらないですので、安心です。

ぼくにとってはキーボードはサブの楽器です。
ですのでヤマハの安価なキーボードで十分と考えています。

ぼくが使っているのは、このキーボードです。

正確にはこれの前の機種です。
ぼくのはもう製造されていないのだと思います。

音程チェック以外も

もちろん 、このキーボードを使ってコードを確認したりもしています。
ぼくらベーシストに何かとちょうどいいと思います。

電子ピアノももちろん良い

これとは別に、もうひとつ買おうか迷っている商品があります。
カシオの電子ピアノです。
ある練習スタジオで使っていて、音がよいのが気に入っています。

以上、音程をよくするひとつの方法を書いてみました。

意外とメロディを勘違いして覚えていることもあるので、過去に練習済みのメロディもキーボードで確認するとよいです。

またキーボードがあるとコードの勉強がしやすいです。
ピアノ以外の楽器向け、コードトーンの覚え方【キーボードを使います】
の記事も読んでみてください。

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