コードトーンを覚えられなくて、困ってるかたは多いと思います。
そんなかたにむけて、覚え方を書いていきますね。
■ キーボードを使います
キーボードを使っておぼえます。
もしお持ちでない場合、この機会に買ってしまいましょう。
安いもので十分です。
また後ほど書きますが、おすすめのキーボードはこの2つです。
ピアノもしくはキーボードは、どの楽器をしようが、最低限さわれるようにしておくべきです。
といっても、今回紹介するカンタンな弾き方程度で十分です。
歌のかたももちろん、音楽にたずさわるかたは全員なにかしらの鍵盤はもっておくといいですね。
音大の受験で、全楽器にピアノの実技があることからも鍵盤が大事なことがわかります。
ピアノ以外の楽器のひと向け、コードトーンの覚え方

おこなうことは簡単です。
右手でコードを押さえるだけです。
右手でコードトーンを押さえる
コードの構成音を押さえていきます。
「CM7」なら「ドミソシ」ですね
どの高さでもいいです。
押さえやすいところで弾いてみましょう。
最初のうちはバラバラでもいいですが、なるべく同時に押さえるよう訓練します。
コードトーンが不安な場合
そもそもコードトーンがあやしいかたは、こちらの教科書がおすすめです。
(*より適切な書籍に差し替えました 2020 09.10)
Wiki でも勉強できます
もしくは Wiki の和音のページでも十分です。
このページの
「三和音(五の和音、トライアド)」
「四和音(七の和音、セブンスコード)」
の部分まで読んできてください。
最終的に以下の6つのコードが理解できれば大丈夫です。
- メジャー・セブンス
- マイナー・セブンス
- ハーフ・ディミニッシュト
- ディミニッシュト・セブンス
- オーグメンテッド・メジャー・セブンス
- セブンス
完ぺきを目指さなくて大丈夫です。
6割くらいできるようになったら下に進んでください。
何かコード譜を弾いてみる
適当に楽譜を準備して、コードを順に弾いてみましょう。
コードが少なめで、キーが簡単なものがいいですね。
好きな曲でも大丈夫です。
その方が楽しく勉強できますね。
押さえ方は「1度-3度-5度-7度」の順です
基本形ですね。
まずはなんでも基本が大事です。
慣れてきたらリズムにのせて
何度も弾いていると、だんだんリズムにのせて弾けるようになっていきます。
コードに合わせて、口でメロディを歌ってもいいですね。
右手にくわえて、左手の人差し指も追加
さらに慣れてきたら、左手でベース音を足してみましょう。
足すのは一音だけです。
人差し指1本でできますね。
低いルート音を足す
足す音はルート(1度)です。
低い場所から適当に選んで弾いてください。
より "音楽っぽく" なりますよ。
このあたりから楽しくなってくるはずです。
「カタチ」で覚えてもよい
この練習をおこなっていると、ふと「コードを手の形で覚えて弾いてる」ことに気づきます。
それで大丈夫です。
そのまま続けてください。
何曲もこれをおこなってるうちに、自然にコードトーンが頭に入ってきます。
だまされたと思って、好きな曲をこのやり方で弾いていってください。
たくさんの曲を弾くことが大事
たくさんの曲を弾いてくださいね。
曲集を準備して、知っている曲をカタッパシから弾いていくといいです。
そうしていると、たくさんのコードにあたることになります。
ちょっとずつ弾けるコードが増えていきますよ。
おすすめの安いキーボード

最初に書いたように、ベーシストであろうと、サックスであろうと、ボーリストであろうと、鍵盤楽器をさわることはとても大事なことです。
鍵盤楽器はすべての基本なのです。
ヤマハ「NP-12B」
このキーボードは、ぼくがいま使っているものの後継にあたります。
とても軽い
ものすごく軽くて、5kg ほどしかありません。
女性でも片手で持てます。
ぜんぜん壊れない
いまのヤマハのキーボードは10年つかっていますが、まったく壊れる気配なしです。
外にも何度も持ち出しましていますが、何の不具合も出ていません。
コードを押さえる程度なら、本当にこの程度のキーボードで十分です。
もう少しだけ、いいキーボードが欲しい場合、下のローランドの「GO:PIANO」がちょうどいいです。
ローランド「GO:PIANO / GO-61P」
先日、上の「NP-12B」もこの「GO-61P」も両方試奏してきましたが、「GO-61P」はより多機能です。
Bluetooth でケータイとつなげられるし、なんと「GarageBand」ともつなげられます。
DTM ですね。
正直ちょっと買おうかゆらぎました。
いまのが壊れたら GO-61P にすると思います。
こちらも軽い
またこちらも軽いです。
4kg ほど。
象牙のタッチ
鍵盤も象牙そっくりのさわり心地です。
鍵盤の深さもこちらの方があります。
記事はここまでです。
キーボードでコード弾きまくってくださいね。
かなり楽しくコードが覚えられますよ。