みなさん、普段メトロノームをつかって練習いますでしょうか。
メトロノーム練習でリズムの問題がすべて解決するわけではないですが、大切な練習です。
今回は、「遅いテンポでメトロノームをかけよう」という話です。
遅いテンポでのメトロノーム練習
メトロノームの練習は「BPM=40以下」が大切だと考えています。
レジェントたちも、ゆっくりテンポで練習
有名人も遅いテンポで練習しています。
コントラバスのパイオニア、ゲイリー・カーも「17か19でかけるのが好き」とセミナーで言っています。
スラップのパイオニア、ヴィクター・ウッテンも、
「メトロノームと合わせて手を叩いて、キッチンに行って、帰ってきてまた手を叩くんだ」
という冗談を言っていて、かなりゆっくりかけて練習していることをにおわせていますね。
教則本の中のゆっくりな曲
いつもオススメしている教則本の中にも、遅いテンポの曲がいくつか載っています。
シマンドル30エチュード
シマンドル30エチュードにも、ゆっくりの練習が載っています。
「No.19」です。
テンポは「二分音符で26」です。
かなり遅いですね。
粛々と歌い上げるように練習すると良いと思います。
ジャズ・コンセプション
ジャズ・コンセプションにも載っています。
5曲目の「Grease」です。
テンポは「BPM=56」
このくらいのテンポになってくると、かっこよく演奏するのが難しくなってきます。
ごまかしが効かなくなってきますからね。
さらに上を目指すひとは半分の「BPM=23」で鳴らすと良いでしょう。
メトロノームで練習して、一気にうまくなろう
メトロノーム練習はとても重要です。
メトロノームと合わせられるということは、ひとと合わせられるということですからね。
また「きちんとそのフレーズを弾けているか」のチェックにも使えます。
メトロノーム練習については、
「ジャズのメトロノームトレーニング基礎【おすすめの使い方、練習法】」
のページにも書きましたので、読んでみてください。