「IND Line」ソロの解説①【ジャズコンセプション/ベースソロ】の続きです。
続きの小節は、こんな感じになっています。
23-24小節目です。
前の部分の展開になっていますね。
このフレーズを少し解説します。
「IND Line」ソロの解説②見出し
「Abメロディック・マイナーに基づく、半音下の同じメロディ」
と書いてありますね。
前回と同じく洋書の場合は、書いてないかもしれません。
Abメロディックマイナースケール
まずは「Abメロディックマイナースケール」を確認しておかないといけませんね。
Gオルタードスケール
コードネームのところに「G7alt」と書いてありますが、オルタードスケールを想定しているわけです。
「Gオルタード」も確認しておきましょう。
二つは同じもの
よく見ると二つは同じものですね。
ぜひ実際に確認してみてください。
なので、
「G7を見ながら、Abメロディックマイナーを弾いても良い」
ということになります。
メリットは?
こうすることで得られることは、弾きやすくなる音が出てくることです。
例えば「Ab」「C」「Eb」などの音が、Gオルタードを頭に浮かべているときより弾きやすくなるはずです。
また「Bb」の音もそうですね。
普通なかなか弾けないのでは。
例のフレーズを確認
それで、今回のフレーズに戻ってみます。
その難しい音がメインで使われています。
今回を機に、オルタードやメロディックマイナーと仲良くなってみてくださいね。
それでは解説は以上です。
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