これからスケールの勉強をしよう、もしくはスケールの勉強がしっくりきていないひとは、「メジャースケール」をしっかり練習することをオススメします。
メジャースケールが何かについては Wiki のリンクを貼っておきます。
目次の手前までを参照してください。
» 長音階
このメジャースケールを「指板上のどこからでも弾ける」という状態をつくるように練習します。
ベースのスケール練習は、メジャースケールを指板の各所で弾くことから
「どこからでも弾ける」というのは、「指板上のどの音からでもメジャースケールをスタートできる」という意味です。
■ いろいろなキーのメジャースケール
もちろん、Cメジャースケールだけでなく、G や F や Ab など、どんな音からでもスタートできるようにします。
中域やハイフレット
たとえば、7フレット付近などの中域でちゃんと弾けるでしょうか。
またハイフレットではどうでしょう。
もしくは1弦1フレットのG(ソ)から弾けるでしょうか。
1弦を登っていくことになります。
下行も
いままでの説明はメジャースケールを登っていくことを想定していました。
上行形ですね。
下行パターン(下行形)も弾けるかどうかを確認しておきます。
登ってきたものを降りるだけですが、下行がスムーズに弾けない場合がけっこう見受けられます。
慣れてきたらジグザグ
上行・下行が慣れてきたら、ぼくがいつもオススメしている「ジグザグ練習」をおこないます。
ジグザグ練習は、「ドミレファソシ~」と、ひとつ飛ばしで弾いていくことです。
上行・下行がしっかりできていないとできない練習なので、チェックに使えます。
ジグザグ練習については、
「ジャズにおけるスケール練習のコツ【ただ弾くだけではダメです】」
のページにも書きました。
メジャースケールは理論の基本
メジャースケールはスケールの練習・勉強の基本になります。
メジャースケールを基準として、「7度をフラットさせてミクソリディアンスケール」、「4度をシャープさせてリディアンスケール」などと勉強していきます。
なのでメジャースケールをしっかり身につけることが大切になってくるわけです。
練習のウォームアップに
普段の練習の最初にメジャースケールを軽く弾くのを習慣にするといいと思います。
毎回ウォームアップに、たとえばキーを日替わりするなどして、少しずつ体に染み込ませていきましょう。
試してみてくださいね。
それでは以上になります。