うまく繋げられないコード進行はある【ウォーキングベースライン/ジャズ】

うまく繋げられないコード進行はある【ウォーキングベースライン/ジャズ】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

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ウォーキングベースを弾く上で、「繋ぎの音」に気をつけていると思います。
リーディングノートのことですね。

うまく繋げられなくて悩んでいるひともいるかもしれません。

ただ、どうしてもうまく繋げられない、「弾きにくいコード進行」はあります。

たとえばブルースに出てくる次のようなコード進行です。

| Bb7 | F7 |

「アーメン進行」ですね。

これは、繋げにくいです。
特にルートに繋げにくいですね。

ルートに行く場合は、クロマチックアプローチや、ターゲットの5度などを使うと良いです。

また、次のような進行もキレイに繋ぎにくいです。

| FM7 Gm7 | Am7 Gm7 |

それぞれダイアトニックの隣のコードなので、スケール上のリーディングノートを選ぼうとすると、次のコードの音になってしまいます。

たとえば、最初の部分、「F」の次に「G」の音や「Bb」の音は選べないわけです。

こんなときは、上と同じくクロマチックアプローチが便利です。
もしくは、自身のコードトーンですね。

初心者のひとは、もしかすると、これらはチープなベースラインに感じるかもしれません。

しかし、そんなことはないです。
よく使われるラインです。

以上、繋ぎにくいなと思ったとき、

「かならずしも弾き手のせいではない時もある」

というお話でした。

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