ジャズでは耳コピーがよく推奨されます。
なぜ先輩方は、そんなにも耳コピーをすすめるのでしょうか。
もちろん理由があってのことです。
耳コピーをすることでどんな効果が得られるのか、書いてみようと思います。
耳コピーの効果/得られる恩恵5つ
5つあると思っています。
聴音の能力(音感)
これは簡単に思いつきますね。
音を聴いて採譜するので、もちろん耳が育ちます。
最初は大変ですが、慣れるとまとめて取れるようになりますよ。
ジャズのアーティキュレーション(歌い方)
ジャズには独特の歌い方があります。
同じフレーズを他のジャンルの演奏家が弾いてもジャズには聴こえません。
方言に例えると分かりやすいです。
もしぼくが大阪弁をマスターしようと思ったら、とにかく大阪のひとのしゃべり方を真似すると思います。
これが耳コピーが重要である理由です。
楽器の技術(テクニック)
耳コピーはテクニックもけっこうつきます。
なので逆に、ある程度は難しいフレーズもコピー対象としましょう。
リズム
耳コピーでリズムも吸収できます。
憧れのリズムを持っているひとがいたら、コピーして研究しましょう。
読譜力
なんと読譜力もつきます。
理由は、採譜するからです。
耳コピーしたフレーズを音符にするとき、最初はその音が何拍目なのか、きっと手こずると思います。
考えいるそのまさに瞬間、とても勉強になっていますので、めげずにがんばりましょう。
実は耳コピーが一番、時間効率が良い
以上のように、耳コピーはジャズを演奏する上で必要な練習を網羅しています。
なので先輩方がすすめるのですね。
もちろん音楽理論や楽器のことなど、耳コピーだけで全て解決するわけではないですが、かなり大切な練習方法です。
伸び悩んでいるかたは、ぜひ取り入れてみてくださいね。
それでは以上です。
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