こんにちは。ベースの tacama です。
ウッドベース歴 20年です。
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生徒さんにもいつも言っているのですが、「常に自分の音程を疑いましょう」という話です。
音程改善の話です。
ウッドベースはホントに音程の問題が大変なのです。
この常に自分の音程を疑う姿勢については、あのクリスチャン・マクブライドも雑誌か何かで言っていました。
「いまだに自分の音程がズレていないか、常にチェックしているよ」
常に自分の音程を疑う
あれだけうまくいっているクリスチャン・マクブライドが気をつけているんですから、ぼくらは倍以上気をつけないといけませんね。
ところで、クリスチャン・マクブライドの音程が悪いというひともいます。
ニールス・ペデルセンが一緒に演奏したときに「彼の音程の悪さに辟易したよ」みたいなことを言っていたようです。
きっとこの演奏のことでしょう。
しかし、この演奏、そもそも二人のチューニングが合っていません。
開放弦を弾いたときに分かります。
ニールス・ペデルセンがそのことに気づかないわけがないと思いますので、この話はなんだか違和感を感じます。
別のことで仲が悪いのでは? と勘ぐってしまいます。
話がそれましたが、ぼくはクリスチャン・マクブライドは「かなり音程が良い」と思います。
思いますというか、実際音程は良いです。
少なくともぼくらよりは良い。
というわけで常に自分の音程を疑っていきましょう。
音程のチェック方法については
「ウッドベースの音程チェック方法【音程改善にかなり効果あります】」
を読んでみてください。
できるようになったのは、思い込みではないか
この常に自分のスキルを疑うという姿勢は、何も音楽に限った話ではありません。
「奢り」は危険ですね。
最近読み始めた「論語」にも「ひとは調子に乗りやすい」と書いてありました。
2千年経っても、このあたりは成長していないようです。
「できるようになった」と思ったことでも、時々かえりみて、ダメなところがないかチェックするようにしたいですね。
それをできるひとって、すごくかっこいいと思います。