弓を練習していて、音がかすれたり、スベってしまうことありますよね。
原因として「弾き始め」が上手くいっていなことが考えられます。
今回は、このことについて書きます。
弓の弾き始めに注意する
音の鳴り始めの部分ですね。
引っかかり
最初に、きちんと「引っかかり」さえすれば、あとは惰性で簡単に鳴り続けます。
最初が肝心です。
手元と弓先を入念に
なので、発音の最初の部分だけ、たくさん練習しましょう。
特に手元(弓元)と弓先が難しいので、入念な練習が必要です。
力を抜く
発音の練習をすると分かりますが、力が入っていると汚い音になります。
試しに「弓を支えているだけ」くらいに力を抜いてみると、コツが分かると思います。
ロングトーンがおすすめ
力を抜くには「ロングトーン」がおすすめです。
力を抜かざるをえない状況になるので、すぐコツがつかめるでしょう。
» コントラバスのロングトーン、やり方・何のための練習か書きます
松脂が足りないせいもある
うまく発音できない場合、単に「松脂が足りないだけ」ということもあります。
最初は、どれくらい塗れば良いか分からないかもしれません。
上に書いた「正しい発音」や「力を抜く練習」をしていると、だんだん必要な松脂の量が分かってくるので、とりあえずは多めに塗っていくと良いと思います。
練習曲でチェック
今回のような基礎練習をし終わったら、早速、課題曲で上手くなったかチェックしてみましょう。
今回のような練習は比較的すぐ効果が現れるので、もうすでに課題曲が弾きやすくなっているかもしれませんよ。
逆に言えば、それくらい重要な基礎練習と言えます。
しっかり取り組んでみてくださいね。
それでは以上です。
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