ジャズのベースの練習でアルペジオがいいって聞いたけど、どうやって練習したらいいの?
こんな疑問にお答えしようとおもいます。
普通に分散和音を弾いてもいいのですが、今回は楽しいアルペジオの練習方法を紹介したいとおもいます。
- アルペジオの練習のしかた【ジャズベース練習法】
- アルペジオの練習のしかた【応用編】
- アルペジオの練習で大事なこと
アルペジオの練習のしかた【ジャズベース練習法】
スタンダードの楽譜を準備
簡単なスタンダードの楽譜を準備します。
この記事の曲など、ちょうどいいです。
» ジャズのベース初心者が、最初に練習すべき曲6選【この曲からスタート】
メトロノームを準備
この練習は、テンポ♪=60くらいから上げていくと良いです。
ちなみにぼくはウィットナーのメトロノームを使っています。メトロノームには投資した方が良いです。
各コードのアルペジオを弾いていく
楽譜の各コードを順番に、四分音符で弾いていきますが、「1度-3度-5度-7度」と弾いていきます。
例えば、2小節の「CM7-G7」というコード進行でしたら、
C-E-G-B G-B-D-F
となります。音の高さは自分の好きな高さを選びます。
コードが1小節に2つある場合、「1度-3度-1度-3度」と弾きます。
演奏してみるとわかりますが、ウォーキングベースみたいになってますよね。
これを練習すると、ウォーキングの練習にもなるんです。
ちゃんとコード進行を感じますよね?
ただアルペジオ(分散和音)練習するより、ずっと楽しいです。
アルペジオの練習のしかた【応用編】
ステップアップは次の通りです。
テンポを上げてみる
テンポを上げれば上げるほど、難しくなっていきます。
自分の限界を超えていきましょう。
アルペジオの順番を変えてみる
これも一気に難易度が上がります。
例えば、「3-1-5-7」「7-5-3-1」などです。
そもそもこの練習は、コードトーンがしっかり頭にはいっていないと、できない練習です。
つまりこの練習は、コードトーンを覚えることも兼ねています。
この練習の意味をまとめると、
- ベースの指板上の音の場所を覚える
- コードトーンを覚える
- 曲の練習
- テンポキープ
一石四鳥!
アルペジオの練習で大事なこと
ウッドベースのかたは、音程もおろそかにしてはいけません。
音程が合っているか判断しにくいかたは、iReal Pro などの伴奏アプリをつかって、正しい音程で練習しましょう。
今回の記事は以上になります。
ベースはアルペジオを弾くのが難しいと言われます。
ですので、がんばって練習して、ライバルと差をつけちゃいましょう。