たまに、遅い年齢から楽器を始めることを気にするかたがいます。
うまくなれるか心配なわけですね。
ぼくの弾いているベースについては、たとえば60代のかたでも上手くなります。
ひとと演奏できるレベルに問題なくなれます。
他の楽器でも同じでしょう。
うまくなれるかは結局、練習を続けられるかどうかです。
根気よく、できれば毎日ちょっとずつ、練習できるかどうかにかかっています。
あと、上手くなれるかどうか、というのは人前で演奏することを想定しているかもしれません。
ひとに聴かれて恥ずかしくないくらい、のような感じでしょうか。
でも本当は、そんなこと忘れて、自分のために楽器を弾くことを考えてみて欲しいです。
ピアノやサックスなど、音を出してみて楽しいという気持ちです。
このことの方が、上手くなることよりよっぽど大切です。
もちろん楽しければたくさん触るので、結果的に上手くなるでしょうね。
でもそんなことは置いておいて、楽しいんでいることにフォーカスしましょう。
あくまで自分のために音を出します。
そうしていると、上手くなることは二の次に考えられるはずです。
楽しいから、この楽器をやっているんだ。
この気持ちは年齢に関係ないと思います。
もし始めるのを迷っていましたら、ぜひそんな観点で前に進んでみてくださいね。
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