こんにちは。ベースの tacama です。
20年ジャズを演奏しています。
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最近、渋沢栄一というすごいひとがいると知って「論語と算盤」という本を読んでいるのですが、その中で論語を読め読め、ずっとすすめられているので、ちょっと論語の方も読んでみています。
でも論語は難しそうので、読んでいるのはこの本。
だいぶ分かりやすく訳してあります。
それで読んでいたら、なんだかすごい勉強になる言葉がたくさん出てきます。
なんと楽器の練習曲とオーバーラップするところも多いです。
というかこれ2千年前に書かれた文章なんですよね。
中国すごい。
論語とジャズ
たとえばこの部分。
これってまさに耳コピだ。
"学んだことを自分のものにするために努力を重ねていれば、あるとき、ふと本当の意味での理解が起きて、自分自身のものになる。
学んだことを自分自身のものとして、感覚を取り戻す。
それが「習う」ということだ。
それはまさに悦びではないか"
"超訳論語" 安冨歩 著
どうゆうことかというと、耳コピって効果が出るまでに数ヶ月かかるんです。
あるフレーズをコピーしてから、そのフレーズがソロに出てくるまでに2、3ヶ月かかったりします。
なのでまさに耳コピのことを言ってるじゃん、となったわけです。
なぜか耳コピは遅効性
ところで、なぜ耳コピの効果が数ヶ月後にあらわれるかは不明です。
きっと脳の処理の仕方に関係があるのでしょうね。
ここに耳コピの大切さと、耳コピのしんどさがあります。
効果がすぐに出ないとやる気なんて起きないですよね。
でもやらないとフレーズは増えない。
もどかしいです。
耳コピについては少し前にも書きましたので、興味があるかたはぜひ読んでみてください。
» ポール・チェンバースを耳コピしよう【オススメのアルバムも書きます】
記事はここまでです。
また論語を読んでいて面白い部分があったら、ここで紹介しますね。