【コントラバス】寒い冬の日の練習スタートまでのルーチン【寒いのつらい】

【コントラバス】寒い冬の日の練習スタートまでのルーチン【寒いのつらい】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ジャズを 20年演奏しています。

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冬は楽器をするひとにとってつらいシーズンです。
楽器が冷たくて、それだけで練習から遠のいてしまいそうです。

子どものころは夏より冬の方がマシだと思っていました。
でも大人になってからは完全に逆転しました。

寒いと手はかじかんで動かないし、部屋が暖まるまで時間かかるし(冷房はすぐ涼しくなりますよね)、完全に夏の勝利です。

そんなぼくの、冬の日のルーチンを書いてみたいと思います。
練習スタートまでのルーチンです。

と言っても、ただただ「寒いの嫌ですよね」っていうのを、共感するだけの文章になってしまうかもしれません。

寒い冬の日の練習スタートまでのルーチン

寒い冬の日の練習スタートまでのルーチン

まずはやはり部屋を暖めることから。

暖房をON

最近は灯油のストーブをやめて、電気ストーブでしのいでいます。
昨年買った「アラジン」のストーブがお気に入りです。

買ったのはこちら。

赤外線ストーブの中でも、かなり暖かい方だと思います。
電器屋さんで散々比較して買いました。

また、もしアラジンで足りなくなったら、温風の出るファンヒーターも導入します。

楽器はケースに入れたまま

時間のあるときは、この段階では楽器をケースに入れたままにしています。
なるべくゆっくり楽器を温めるためです。

温かい飲み物をつくる

そして暖房を入れたあとは、自分自身を温めるためにホットの飲み物をつくります。
部屋を暖めるための時間かせぎの意味も、あるっちゃあります。

つくるのは、コーヒーか、豆乳をチンです。
最近のお気に入りのコーヒーは、AGFの「ちょっと贅沢な珈琲店」です。

ドリップコーヒーによっては紙の部分が弱くて淹れにくいものがありますが、こちらは比較的しっかり立っていてくれます。
味も苦味がしっかりあって気に入っています。

ぼくは胃が弱いのでコーヒーは豆乳を入れて飲みますが、このコーヒーのように苦味が強い方が、豆乳とは相性が良いです。

ハンドクリームを塗る

飲み物をもって部屋に向かいます。

部屋についたら、ハンドクリームを塗ります。
もちろん飲み物をつくりながら塗っても良いのですが、ぼくはいつも忘れます。

乾燥肌のひとは、この時期ハンドクリームは欠かせないでしょう。
ぼくは楽器を弾く前にかならず塗っています。

今年のお気に入りは、「尿素10%クリーム」という資生堂の商品です。
薬局で見たことあるのでは。

「塗ってすぐサラサラ」とかではないので気に入っています。
比較的ベトベトです。

ある程度ベトベトしないと、楽器を弾く前としては意味ない気がします。

ソロソロと弾き始める

ここまで、暖房を入れて飲み物つくって、せいぜい15分といったところでしょうか。
楽器はまだ全然冷たいはずです。

早く弾きたい場合は、ソロソロとひきはじめます。
あんまり冷たい場合は、右手にダメージのない弓から始めることもあります。

もしくは、もう少し部屋が暖まるまで、飲み物をゆっくり飲んでいた方が、結局は良いのかもしれませんね。

チューニングは楽器が温まってから

ソロソロと弾いていますが、このときチューニングはまだしません。
しても意味がないからです。

弦楽器の場合、寒くて高めになっていることでしょう。
完全に楽器が温まってから、やっとチューニングします。

現場でも、リハーサルの途中くらいでチューニングします。
ちょっともどかしいですね。

冬の好きなところ

冬の好きなところ

最初に書いたように、大人になって冬が嫌いになりました。

でも好きなところもあります。
星が綺麗なところです。

オリオン座の短剣

きっと気温が低くて湿度が低くなり、大気が澄むのでしょうね。
冬は星がよく見えます。

オリオン座は見つけられるでしょうか?
腰の部分に3つの星が見えます。

この3つの星はベルトなのですが、よく目をこらすとその下に、さらに小さい三ツ星が見えます。
これは「短剣」です。
たぶん魔物と戦う武器ですね。

この三ツ星、なんとエジプトの三大ピラミッド、クフ、カフラー、メンカウラーの並びと同じらしいんです。
本当かなあ。

さて、雑学を披露したところで、今回は以上としたいと思います。

みなさんも寒さに負けず、練習がんばってくださいね。

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