ト音記号やヘ音記号の横の「C」の意味【楽譜のこと/拍子/楽典】

ト音記号やヘ音記号の横の「C」の意味【楽譜のこと/拍子/楽典】 JAZZ BASS TIPS

ベースの tacama です。
ライブハウスなどで、ジャズを20年演奏しています。

YouTube と Instagram の方にも投稿しています。

「HIYAMAノート」を練習している生徒さんから質問をもらいました。

HIYAMAノート P.23の2番

「この "C" ってなんですか?」

P.23の2番の練習曲です。

結論から書きますと、「4/4(四拍子)」を表しています。

ト音記号やヘ音記号の横の「C」の意味

ト音記号やヘ音記号の横の「C」の意味

もう少し補足します。

「4つ/4分音符を」

ちなみに「4/4」は、「4つ/4分音符を」ということです。
メトロノームを4つ鳴らして、1小節をカウントしましょう。

ゆっくりのテンポで練習

この辺りはまだ序盤です。
テンポは「おんぷ=60」くらいで練習しましょう。

速さを求めるより、音の場所を覚えること、確実なフォームで演奏すること、が大事です。

ちなみに、なぜ「C」なのかについては、ぼくも知らなかったので調べてみました。
完全を表す「〇」の欠けた状態を「C」で表しているようです。

「¢」は?

同じページを、もう少し下に行くと、4番にこんな記号が出てきます。

HIYAMAノート、P.23の4番

これは「2/2(二拍子)」を表します。

こちらも「2つ/2分音符が」ということで、「約分すると同じじゃないか」となると思います。

二拍子のジャンルがあって、マーチやブラジル音楽がそれです。
少し大きく拍を取る音楽と言ったら良いでしょうか。

ここではあまり気にせず、メトロノームを2分音符として鳴らす練習をしてください。
1小節に2つメトロノームが鳴るようにします。

つまり結局速さが倍になります。
なのでこの番はもう少しメトロノームの目盛りを下げて、例えば「♩=50」にして練習します。

最初は分からないことだらけ

最初は分からないことだらけ

何を始めるにしても、最初は知らないことがほとんどです。

調べたり周りのひとに訊いたりして、少しずつマイペースに知識を増やしていきましょう。
特に楽しい時期ですね。

それでは以上です。

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