スイッチ【モノローグ #18】

スイッチ【モノローグ #18】 MONOLOGUE

今朝、外に出てみると、とても気持ちのよい快晴の空でした。

色は少し濃い青。
そしてどこまでもクリア。
頭の中までその色になってしまいそうな感じがします。

朝の快晴が好きです。
あの濃い色は、きっと夜がまだ残っているのですね。
星空を観るように、眺めていられます。

ぼくの朝のルーチンは決まっています。
起きて顔を洗ったら、コーヒーに豆乳をいれたものを持って外に出ます。
そして太陽の方を見ながら飲みます。

そう、よくいわれる体内時計のリセットです。
なんだか恵方巻きみたいですね。

「夜寝るために、朝この行動をする」

パッと聞き、計画的で良さそうに聞こえますけど、ぼくは嫌だなと思っています。

本当は子供のように、好きなことや、やらないといけないことをしていたら、いつの間にか寝る時間になって、そのままクタクタになって寝る、というのになりたいです。

いつのまにか、これができなくなりました。

どのタイミングでできなくなったのだろう。
そのタイミングで大人になったのでしょうか。

子供に戻りたいとは思いませんが、大人になるのもあんまりですね。

「プラネタリウム!」

ふと、頭に浮かびました。
そろそろプラネタリウムに行く時期が来ているのかもしれません。

プラネタリウムは、ぼくにとって子供の頃にもどるスイッチになっているのです。
プラネタリウムに行ったら、クタクタになって寝れるようになれるかな。

ちょうど年末だし、時間をつくって行ってこようと思います。

「時間をつくって」って。
さっそくいけない大人のワードだ。

タイトルとURLをコピーしました