初心者が楽器をはじめるならエレキベースがおすすめ【歴20年が解説】

初心者が楽器をはじめるならエレキベースがおすすめ【歴20年が解説】 JAZZ TOPICS

ベースの tacama です。
ベースが大好きで20年以上弾いています。

ぼくの演奏は YouTubeで聴けます。
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何か楽器をはじめようと思うんだけど、どれがいいかなあ

こんなかたに向けて記事を書きます。

楽器をはじめると起こるイイコト
先日Instagramに「楽器をはじめると起こるイイコト」という投稿をしました。

楽器をはじめると人生が変わると本気で思っています。

ぼくハマった「ベース」という楽器は、これから音楽をはじめるかたにちょうどいい楽器です。
この点をこれから説明していきます。

ベースは「エレキベース」と「ウッドベース(コントラバス)」の2種類があるのですが、より手軽な「エレキベース」のことを書きます。

初心者が楽器をはじめるならエレキベースがおすすめ

初心者が楽器をはじめるならエレキベースがおすすめ

楽器初心者にとって、エレキベースのオススメなところは6個あります。

オススメポイント
  • 弾いたらすぐ音が出る
  • 弦が4本しかない
  • 伴奏楽器なこと
  • 音数が少なくて済む
  • メロディ楽器としても優秀
  • 持ち運びが楽

弾いたらすぐ音が出る

これ当たり前のように聞こえるかもしれませんが、実はちがいます。

たとえばフルート。
前にトライしたことがあるのですが、まったく音が出せないんです。
シューシューって、むなしい息の音が出るだけで「これは手ごわい楽器だな」と思いました。

他にはトランペットもおなじでした。
一時間格闘しても音は出ず…

ベースはアンプにつなげば、誰でもすぐに音が出せます。
楽勝ですね。

弦が4本しかない

ベースといえばキホン、弦は4本です。
ギターが6本弦があることを考えると、イージーな楽器ですね。

ベースは4本のことだけ考えればいいです。

伴奏楽器なこと

ベースはドラムと同じ、伴奏がメインの役割です。
なのでそこまでうまくならなくても、バンドに貢献できます。

「早い段階でバンド活動ができる」ということです。

音数が少なくて済む

伴奏ということもあって、たとえばギターやピアノより、単純に弾く音の数が少ないです

楽譜を読む量はあきらかにベースの方が少なくて済みますね。

メロディ楽器としても優秀

これまで伴奏楽器としてベースを紹介してきましたが、実はメロディを弾いても、かなりいい感じです。
低音のシブいメロディが弾けますよ。

ベースがメロディを弾くことについては
ベースを学ぶ人がメロディを練習するメリット【プロベーシストが解説】
に、詳しく書きましたので、ぜひ読んでみてください。

持ち運びが楽

エレキベースを運ぶときは普通、ケースに入れて肩にかつぎます。
肩にかつぐので当たり前ですが、両手は空きます。

これがドラムやビブラフォン(鉄琴)を選んでしまった場合には大変なことになります。
重いし車は必須ですし、運び入れるときも車と会場を何往復もすることになります。

ベースも「アンプ」を運ぶ場合には、車はあると便利になりますが、ほとんどのライブハウス・練習スタジオにベースアンプは置いてあります。

ベースのあんまりなところ

ベースのあんまりなところ

ベースのあんまりなところも一応書いてみます。

高い音が出ない

ベースは低い音域を担当るす楽器です。
音域はピアノでいうと「半分から左側」のイメージです。

高い音は実は出なくもないです。
特殊なやり方で一応出すことはできます。

ギターよりは力がいる

弦が太いので、ギターよりは少し力がいります。

あまり目立てない

伴奏楽器もあって、バンドメンバーが多いときは立ち位置がうしろの方になります。

ところでホントにデメリット?

正直、実はうえの3つ、ぼくはぜんぜんデメリットに感じていません。

高い音が出せないということは、逆に低い音が得意です。
男性の低い声が魅力的に感じるように、ベースの低い音も聴くひとをウットリさせることができるんですよ。

力の話も、ギターよりいるといっても、ほんの少しです。
女性ベーシストがたくさんいることからも分かりますね。

目立てないことも、ぼくみたいな「それほど目立ちたがり屋でない人間」にとっては、逆にメリットです。
「縁の下の力持ち」が性に合うひとは多いはず。

ベースよくないですか?
読んでみてどうでした?
ベース悪くないですよね。

ぜひ思い切って、楽しいベースの世界に足を踏み入れてみてください。

楽器選びについては、
初心者はいくらのベースを買うべきか【失敗しないエレキ/ウッド購入】
に、詳しく書きましたので、ぜひこちらで選んでみてください。

それではまた別の記事で。

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